Funomenaは、MRデバイスMagic Leap One向けARアプリ「Luna: Moondust Garden」をリリースしました。価格は5ドル(約550円)です。
絵本タッチの物語が部屋の中に広がる
「Luna: Moondust Garden」では、ユーザーはAR世界の中でミュージカルガーデンを育て、キャラクター達とコミュニケーションをとって楽しむことができます。Funomenaが2017年10月に配信したおとぎ話がテーマのVRパズルゲーム「Luna」のMagic Leap One版です。VR版「Luna」以上に、遊べる要素が追加されているとのこと。
本アプリでは、「Luna」の童話が部屋の中に広がり、小鳥とフクロウの可愛らしいガーデンを探索する物語が描かれます。プレイヤーは、悲しみをかかえ隠れてしまったキツネが、喜んで外に出てこられるように、ガーデンの中に散りばめられた月の粉を探し出し、植物を育て、大きなガーデンを作ることになります。
Funomenaは、アプリについて次のようにコメントしています。
室内に合わせて映像が再構築されるMagic Leap(マジックリープ)のルームスキャンと奥行きのある空間オー
ディオで、本当に物語が近くに存在しているかのように、生き生きとしてきます。
配信2作目となる有料アプリ
Magic Leap Oneは、現在開発者版のみ米国内限定で出荷されています。配信されているアプリは無料のものが多く、有料アプリの配信は2作目となります。有料アプリ1作目となる「Seedling」は部屋で宇宙植物を育てるゲームで、12月初めにリリースされています。
Magic Leap Oneの配信プラットフォームMagic Leap Worldの無料アプリには、ロボットと対戦するシューティングゲーム「Dr. Grordbort’s Invaders」、世界で人気のアングリーバードのAR版となる「Angry Birds FPS:First Person Slingshot」、音楽と映像の融合したロックバンドシガーロスの世界を体験する「Tónandi」、絵を描いて自分の世界を作り出す「Project Create」などが配信されています。
(参考)Road to VR
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