ルーカスフィルム傘下のILM×LABは、ハイエンドな一体型VRヘッドセットOculus Quest
向けに、映画「スター・ウォーズ」の中で絶大な支持を集める「ダース・ベイダー」をテーマとするVR体験シリーズを製作していることを発表しました。
ILM×LABの公式ブログで、VRコンテンツ「Vader Immortal」は、今までよりも深く「ダース・ベイダー」について描かれ、「A Star Wars VR Series – Episode I」として、全三部作を予定していることが明かされました。
本コンテンツ内容の詳細は明らかにされていませんが、今までの発表によると、ユーザーは溶岩の惑星ムスタファーにある帝国軍の秘密基地に潜入すること。「ライトセーバー」を振るい、「ダース・ベーダー」と対峙すること、が分かっています。
今後はVRシリーズ化を予定
ILM×LABによると「Vader Immortal」はルーカスフィルムのストーリーグループの指揮のもと開発が行われ、今後シリーズ化されることが発表されています。なお、同コンテンツは、映画「スター・ウォーズ」作品全体の一部と公式に位置付けられ、「ダース・ベイダー」の物語を展開していくとのことです。
VRでの特別な体験を提供
脚本兼プロデューサーには、ILM×LABがすでに施設向けVRとして提供している「Secrets of the Empire」やDCコミックの「バッドマン」の実写映画「ダークナイト」などの脚本を手がけるDavid S. Goyer氏が就任しています。
Goyer氏は本コンテンツについて次のようにコメントしています。
本コンテンツは、ダース・ベーダーの物語となっていて、彼がどんな人物でどんな目的を持っているかについて深く掘り下げています。また、この物語はVRでの特別な体験を提供できるようデザインすることを望んでいたため、他メディアでは一切展開する予定ありません。ダース・ベイダーの深層心理を感じるためにはVRでしか体験できないのです
「Vader Immortal」は、2019年春頃に配信が予定されています。
（参考）Road to VR
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