アニメの制作を行う株式会社プロダクション・アイジー(以下、I.G)は、スマートフォンVRアプリ『攻殻機動隊 新劇場版 Virtual Reality Diver』を宮城県にあるプラネタリウム施設「仙台市天文台」にて上映することを発表しました。
『攻殻機動隊 新劇場版 Virtual Reality Diver』は、漫画家の士郎正宗による原作『攻殻機動隊』の映画版『攻殻機動隊 新劇場版』を題材にした攻殻機動隊の世界観をVRで体験できるアプリです。今回の試みは、本作品の映像をプラネタリウムに投影し360度見回して楽しむというものです。
本作品の舞台は、科学技術が急速な発展を遂げた2029年の日本。クザン共和国の要人を招いて開催される国際会議に爆破予告がされ、それを阻止するために「攻殻機動隊」は、テロリストの潜伏先へと向かう。といったストーリーです。
現在、『攻殻機動隊 新劇場版 Virtual Reality Diver』は、iOS、Androidへの配信、ネットカフェでVRコンテンツを体験できる「VR THEATER」、東京・渋谷にある「IGストア」から視聴することが可能です。
I.Gは株式会社五藤光学研究所に本作品の配給業務を委託したことを発表し、五藤光学研究所が国内や海外のプラネタリウム施設などに配給し上映を行っていくとのことです。
作品の概要
タイトル |
『攻殻機動隊 新劇場版 Virtual Reality Diver』 |
上映日 |
2017年9月2日・30日 |
場所 |
仙台市天文台 宮城県仙台市青葉区錦ケ丘 9 丁目 29-32 |
なおプラネタリウムにおけるVRを活用した取り組みは、昨年ベストVR賞を受賞したPSVR向けゲーム『Rez Infinite』を日本科学未来館にて約100名が同時にVRコンテンツを体験するという試みも行われました。