6月3日、東京お台場の日本科学未来館にて、昨年ベストVR賞を受賞したPSVR向けゲーム『Rez Infinite』をドームシアターに投影、100人同時に楽しむという実験的なイベントが開催されます。
被験者募集!これからRez Infinite 使ってVRの新たな可能性の実験を続けていきたいと考えているので、興味のある方はぜひご参加ください。まずはドームVR+大音量で、日本未来科学館にて。本当に実験なので、あまり結果を重視しないでくださいねー! #ドームでVR https://t.co/lf6ZGwWROB
— Tetsuya Mizuguchi (@Mizuguchitter) 2017年5月15日
『Rez Infinite』は、ワイヤーフレームで描かれた電脳世界を進みながら、頭の動きを敵となるウイルスに合わせてロックオン、破壊していく3Dシューティングゲームです。
本作のクリエイターである水口哲也氏は、共感覚というコンセプトを追求しゲーム空間と色、音が混ざりある独特なプレイ感覚を生み出しています。
独自開発された合計26個の触感デバイスが埋め込まれた「シナスタジアスーツ」に対応し、スーツをVRヘッドマウントディスプレイと合わせて着用することで、触覚・視覚・聴覚を同時に体感できることも可能となっていました。本作はアメリカで開催したゲーム業界のアワードの1つ「The Game Awards 2016」にてベストVR賞を受賞しています。
今回、日本科学未来館にて開催されるイベントは、『Rez Infinite』を半球型のドームシアターに投影しサウンドと共に約100名がゲームの世界を味わうものとなっています。通常VRヘッドマウントディスプレイを装着し、本来は1人で楽しむVRコンテンツを多くの鑑賞者と同時に体験する実験的な試みも含まれています。
ドームシアターの外にはPlayStationVRが設置され『Rez Infinite』を自由にプレイすることもできます。本イベントの体験者の感想は、水口氏の今後のゲーム開発に活用されていくとのことです。
イベント概要
VR to Dome 実験: Rez Infinite
開催日時 | 2017年6月3日 17:30から22:15(詳しいスケジュールはコチラのページから) |
場所 | 日本科学未来館 6階 ドームシアターガイア 東京都江東区青海2丁目2−3−6 |
定員 | 各回100名 |
参加費 | 無料 |
参加方法 | 「鑑賞のみ」 予約不要「プレイヤー希望者」はコチラのページから申込み可能 |
主催 | 日本科学未来館 |
共催 | Enhance Games |