2月9日(木)ソーシャルVR「VRChat」は、アップデート情報などを告知する“開発ノート”の最新版を公開。メニュー表示などを多言語対応(日本語を含む)を今後導入する予定と発表しました。まずは、メニュー下部に表示される解説文の翻訳が行われます。
「VRChat」は現在、すべてのUI(メニュー表示)が英語で表示されています。インターネット上では、各項目の翻訳が有志によって行われていますが、VRでのプレイ中などは、解説を見られない場合があります。今回の多言語対応によって、そういった問題が解消されるかもしれません。
対応予定の言語は、日本語、フランス語、イタリア語スペイン語、韓国語など。最初は、機械翻訳でのローカライズが実施される予定です。発表によると、コミュニティが制作したローカライズツールの導入も検討中とのこと。ツールを使用して、対応言語の増加や翻訳精度の向上を実現する計画です。
公式サイトでは、ローカライズされたUIのサンプル映像も公開されています。メニューの各名称(HUD Modeなど)は英語のままに据え置かれ、下部に表示される説明文が翻訳されている様子が確認できます。
なお、多言語対応の詳細や実装時期などについては、後日情報が公開される予定です。
It's that time again! We've just posted the #VRChat Dev Update for this week!
Today we dig into the changes we made to audio sliders, fancy new DataList and DataDictionary structures on the way for Udon, Localized Tooltips, and more!
Check it out here!https://t.co/udG0kZTK21 pic.twitter.com/oC1CLAuGI4
— VRChat (@VRChat) February 10, 2023