1月5日(木)、ソニーはプロ・サッカークラブ「マンチェスター・シティ」と協業し、共同で次世代のオンラインファンコミュニティ実現に向けた実証実験を実施することを発表しました。
本実証実験は、1月5日(木)より開催されている展示会「CES 2023」にて行われたソニーのプレスカンファレンス内にて発表。リアルとバーチャルを繋ぐ試みの事例として、スポーツをテーマにした試みとして発表されました。
イメージ映像も公開されています。
イメージ映像では、マンチェスターシティのホームスタジアム「エティハド・スタジアム」を再現した仮想空間(メタバース)が登場。ユーザーがアバターとなって「バーチャル・エティハド・スタジアム」に入場し、他のユーザーとともにサッカー観戦をエモートとともに楽しむ様子が映されています。
また、試合のハイライトも3DCG化され、ゴール前の攻防などの決定的なシーンを、あとから好きなアングルで見るシーンも登場。再現されたハイライトの中に、ユーザーのアバターが直接入る映像も確認できます。
また、カンファレンスではアメフトと思われる試合光景が、ブロック状のグラフィックで映されるシーンも。今回の協業とは別個で、現実とは異なる世界観で試合を再現する取り組みも進んでいるかもしれません。
今回の実証実験は、新しいオンラインコミュニティの創出と、ファンエンゲージメントの最大化を目的として実施されます。世界中のファンが同じ空間に集まり、「好き」を共有できる空間を創り出し、「メタバースならではの体験」の創出を目指すとのことです。