Meta社のアバターシステム「Oculusアバター」が大幅アップデートされました。顔や衣装の選択肢が増え、約100京通りの組み合わせができるとのこと。作成したアバターは一部のアプリやVRゲームで利用可能です。
今回の大きな変更点は、カスタマイズの数です。「顔」パーツだけでも目や鼻、口、シワなど、ひとつひとつを選択でき、髪型やヒゲ、メイクなども追加されています。
またアバターエディターを開くと、アバターの両足が見えるようにました。現状、アプリの一部ではアバターの足部分が未対応ですが、足部分の装飾も可能になっています。
さらに機械学習ベースの運動予測テクノロジーにより、以前に比べてOculusアバターの動きがよくなっており、両腕を小刻みに動かしたり、ダンスをしたりといった動きができます。
夏に向けてアバターの #衣替え
お気に入りの服に着替えよう。
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— Meta Quest Japan (@MetaQuestJapan) June 20, 2022
様々なVRコンテンツで利用可能に
新しいOculusアバターは、今年後半に「Facebook Horizon」にも導入される予定です。新しいアバターを開発会社にも提供しており、今後数ヶ月の間にさまざまなアプリやゲームでアバターを利用できるそうです。
また今年後半には、全ての開発会社がAvatar SDK 2.0 を介して利用者のアバターにアクセスできるよう、サポートを拡大。VRリズムゲーム「Synth Riders」や「ForeVR Bowling(今年後半リリース予定)」でもOculusアバターが利用できるようになるとのこと。
将来的にはアバターをFacebookのアプリやMessenger、Instagramなどにも実装措定です。Meta社公式は、今年後半にも様々な発表を予定していると説明しています。
(参考)プレスリリース