11月4日(木)VRChatに、小惑星探査機「はやぶさ」の宇宙飛行時の様子を再現したワールド「HAYABUSA – GO TO THE ITOKAWA」が公開されました。製作者はゆういちろうさん。現在パブリック設定となっており、誰でも入場可能です。
「HAYABUSA – GO TO THE ITOKAWA」は、宇宙を移動する「はやぶさ」の様子を再現しており、探査機に搭載されたイオンエンジンの噴射の様子や太陽電池パネルなどの様子を見られます。ワールド内は宇宙空間のため、本当に漂っているかのような移動も体験できます。
(噴射するエンジンの数は、そばにあるパネルのスイッチを押すと変更可能です)
(はやぶさを打ち上げたロケットも表示可能。分離した探査機の様子も見られます)
小惑星探査機「はやぶさ」は、「イトカワ」という小惑星の探査を目的に打ち上げられたもので、2010年6月に惑星の表面物質搭載カプセルを地球に持ち帰ることに成功したことで一躍その名を広めました。製作者のゆういちろうさんのTwitterによれば、イオンエンジンの開発に携わった宇宙科学研究所の國中均氏が紫綬褒章受章を記念して公開されたそうです。
「HAYABUSA – GO TO THE ITOKAWA」のアクセスはこちら(※ハイエンドPCもしくはVRChat対応のVRヘッドセットが必要)。
宇宙科学研究所の國中 均所長さん紫綬褒章受章おめでとうございます!
宇宙推進装置の開発、はやぶさミッションへの応用の功績からを受章されたということで、イオンエンジンを浴びるように見ることができるHAYABUSAのVRワールド公開しました。https://t.co/wt6LR7nAUw pic.twitter.com/8ci51wEqay
— ゆういちろう🦐 (@yuuitirou528) November 4, 2021
(参考)VRChat