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Meta Quest 2019.12.11

一体型VRヘッドセットOculus Questが北米で品薄に

フェイスブックの一体型VRヘッドセットOculus Quest(オキュラス クエスト)が、北米で品薄状態になっています。

ブラックフライデーなどが影響か

一連の情報は、米メディアRoad to VRが報道しました。2019年12月3日時点で、北米の主要な小売店(Amazon、Best Buy、ウォルマート)では、64GBモデルのOculus Quest(以下Quest)が売り切れとなり、Oculus公式(北米)でも出荷まで1〜2週間を要することが掲示されています。同メディアは、128GBモデルも品薄状態と解説しています。

Road to VRによれば、今回のQuestの品薄は11月後半に開催されたブラックフライデーとサイバーマンデーが大きく影響しているとのこと。今回の両セールではQuest本体の値下げは行われませんでしたが、セール前、同VRヘッドセットを新規購入したユーザーを対象に、期間限定(2020年1月31日まで)でスターウォーズをテーマにした「Vader Immortal: A Star Wars VR Series」の3エピソード同梱版が無料配布されるキャンペーンが告知されていました。

想定以上の売れ行き?

2019年8月、フェイスブックのCEO、マーク・ザッカーバーグ氏は、同社がQuestを「可能な限り迅速に」を生産していることを明言しました。しかし今回の在庫切れ(と価格高騰)は、フェイスブックの“全力”以上に同VRヘッドセットが売れていることを示しているといえそうです。

Amazonでは、Quest以外のOculus系VRヘッドセットも、ブラックフライデーなどのセール期間中、好調な売れ行きを記録しました。なかでもOculus Go(オキュラス ゴー)は、一時的に売れ筋ランキングの第1位(ビデオゲーム)を獲得しています。

(参考)Road to VR

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