アメリカ・インディアナ州にある公立図書館、Johnson County Public Libraryにて、ARアプリを使ったイベントが開催されました。ARアプリを使い、いくつかのヒントをもとに図書館の中でお目当ての本を探す、いわゆる“スカベンジャーハント”ゲームです。
学生たちはARを通して次から次へと本を探すことになるわけですが、このイベントは単に楽しいレクリエーションというだけではありません。
最新技術を使った“きっかけ”づくり
この取り組みについて、Johnson County Public Libraryで司書を務めるAmy Dalton氏は、「図書館での技術はもちろんのこと、ロジックや問題解決の知識、それに付随するスキルも身につけることができる、ということを伝えたいんです」と語りました。
Dalton氏は「生徒にはAR技術の背景にある仕組みや科学的な根拠について興味・関心を持ってもらい、図書館を利用するきっかけになれば」とも話しています。
今回のARアプリは、GoMeta社によるMetaverseを使って制作されました。今後は手作りのプロジェクターを組み合わせ、ホログラムを作成するイベントの開催も予定しているそうです。
(参考)Daily Journal