全世界で有名な格闘ゲーム『ストリートファイターⅡ』。ゲームのキャラクター達が現実世界でバトルを繰り広げる対戦型ARゲームがAbhishek Singh氏によって作成され、プレイ動画が公開されました。
現実世界でストリートファイターをプレイ
この作品はSingh氏が、『ストリートファイターⅣ』のオリジナルサウンドと3Dキャラクターを使用し、アップルが提供するAR開発キット『ARKit』を用いて独自で作成した非公式のARゲームです。
動画ではミニチュアサイズや巨大サイズになるキャラクター達をテーブルの上や路上などに映し出し、どこでも『ストリートファイター』のARゲームをプレイしています。
キャラクター達の見事なグラフィックや、本物のような影の見え方が表現されています。
ゲーム内容には、プレイヤー同士の対戦モードのほかにも「車破壊」して得点を獲得するボーナスステージも再現。
動画では「リュウ」「ケン」「ガイル」「チュン・リー」「エドモンド本田」たちが対戦しています。
Singh氏は著作権の問題を考慮し、本アプリをプロトタイプ段階にとどめています。『ストリートファイター』の著作権を有するカプコンから公式な回答が得られるまで、ARアプリの配信を延期することを表明しています。
『リング』や『スター・ウォーズ』のARアプリも製作
開発者のSingh氏は今までにも、映画『リング』の「貞子」がテレビの中から這い出てくるシーンを再現したARアプリや、映画『スター・ウォーズ』で「レイア姫」が「ルーク」にメッセージを送ったように、「R2D2」が投影する3D映像の送受信ができるARアプリを作成しています。
(参考)
VRScout、Abhishek Singh(Twitter)
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