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ゲーム・アプリ 2017.09.18

R2D2が投影するホログラムでメッセージ スマホARアプリで実現

9月19日にiOS11へのアップデートに伴い、空間認識が可能なAR機能がiPhone・iPadに実装されます。

すでにこのAR機能を活かすために様々な用途のアプリのデモが登場しています。今回紹介するのは、映画「スター・ウォーズ」と「スター・トレック」をテーマにしたメッセージアプリのデモです。両作中に登場するホログラムやテレポートをARによって再現し、メッセージを送受信することができます。

本アプリ『Holo Messenger』はiOS11以降で動作します。開発したのは個人開発者のAbhishek Singh氏。同氏は以前にもマイクロソフトのARデバイスHoloLensを用いて、現実世界でスーパーマリオをプレイするデモ動画を公開していますが、今回は映画「スター・ウォーズ」と「スター・トレック」をテーマにしたメッセージアプリのデモを開発しました。

「スター・ウォーズ」のドロイドを通じてメッセージを送受信

アプリの操作はシンプルで、ユーザーはiPhoneのカメラでメッセージを記録して、相手に送信します。すると相手のスマートフォンを通して、スター・ウォーズに登場するドロイド「R2-D2」が登場し、送信者の姿と音声をホログラムで再生します。

また、「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」で初登場した球体型のドロイド、「BB-8」によるメッセージ機能も搭載しており、こちらもR2-D2同様、ホログラムによってメッセージを送受信できます。

「スター・トレック」のテレポート機能も再現

本アプリには、映画「スター・トレック」をテーマにしたテレポート機能も盛り込んでいます。同映画には物体や人を分解してビームに乗せて遠隔地へ送り届けるテレポート装置が登場しますが、このシステムを再現したメッセージ機能も開発しています。送信者がテレポートして、自分がいる場所に現れる様子をARによって再現することで、メッセージの送受信を行うことができます。

『Holo Messenger』のリリース予定などについては未定ですが、ARによって従来のメッセージアプリ変わっていくことを仄めかすアプリと言えるでしょう。

(参考)
UploadVR / Become A Star Wars Hologram With Help From R2-D2 And ARKit(英語)
https://uploadvr.com/become-star-wars-hologram-help-r2-d2-arkit/


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