グーグルが2016年11月からスタートした新たなスマートフォン向けVRプラットフォームDaydream。アメリカ等では対応端末が販売されていますが、対応スマートフォンであるグーグルのPixel(※)も専用のVRヘッドセットであるDaydream Viewとも日本未発売ということで、日本での展開は2017年に持ち越しとなりそうです。
※Daydream対応スマートフォンはPixel以外にも、モトローラ「Moto Z」などが明らかになっていますが、いずれも日本で販売されているモデルはAndroidのアップデートが必要であり、Daydreamに対応できる状態にはなっていません。(2016年12月17日時点)
Mogura VR編集部では海外モデルを入手し、一足早く開封を行いました。その様子をお届けします。
ミニマルなデザインのPixelとDaydream
PixelとDaydream Viewの外箱。シンプルですっきりとしたデザインです。
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Pixel、Daydream Viewとも箱の左側面にはDaydream対応を表すアイコン
箱の右側面にはグーグルのGの字が印刷されています。
さっそく箱を開封していきます。
グーグルの新生スマートフォンPixel
Pixelは5.0インチの有機ELディスプレイを搭載したAndroidスマートフォンです。端子はスマートフォンで一般的なマイクロUSBからUSB-Cになっています。そのため、ACアダプターと充電ケーブルだけでなく、マイクロUSBやUSBとの変換コネクタなども含まれていました。
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Pixelは前面にはボタンが無く、右側面に電源と音量ボタンが、上側面にイヤホンジャック、下側面にUSB-C端子、背面に指紋認識用のセンサーが搭載されています。
なお、正面から見るとiPhone6/6S/7/7Sと非常に似ていますが、重量や厚み、全体としての外見の完成度はかなり差があります。
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筆者手持ちのiPhone6と並べた画(左)、厚みの比較(右)。Pixelはずっしりと重い印象
柔らかなデザインのDaydream View
続いてVRヘッドセットであるDaydream Viewを開封していきます。
こちらはVRヘッドセット本体と、コントローラーのみという非常にシンプルな内容です。
小振りながら眼鏡もすっぽり入ります。
非常に簡単なDaydreamのセットアップ
Daydreamを体験するために必要なことは2つだけです。
1.Daydreamアプリをダウンロードし起動
装着方法や様々な注意事項が流れます。
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アプリの方での設定はアカウントを入力する程度で後は説明を読んでいきます。
2.PixelをDaydream Viewの上に置く
PixelはDaydream Viewのトレイの上に置くと自動的にヘッドセットを認識します。
後は、留め金を止めてヘッドセットを被るとVR内での操作説明がスタートします。
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操作説明は全て日本語で丁寧にナビゲーションがあり、従っていくと操作を身につけることができます。
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コントローラーには5つのボタンしかなく、役割が非常にわかりやすくなっています。前面にクリックボタン、アプリボタン、ホームボタンの3種類と、側面に音量ボタン(上下)があります。
設定が完了すると、Daydreamを体験できるようになります!日本に設定されたグーグルアカウントではDaydreamの公式アプリからゲームなどの対応アプリの購入・ダウンロードができない状態。日本での発売・公式展開が待ち遠しいところです。