Oculusは一体型VRヘッドセットOculus Goのアップデートを行い、「キャスト機能」の実装を発表しました。これは、VRを体験している人の視点の映像を、モバイル機器にリアルタイムで映し出す機能です。体験中の様子が、より周囲の人に伝わりやすくなります。
「キャスト機能」は現在ベータ版で、10月24日からリリースされています。使い方はシンプルで、Oculus Goのメニュー画面から”Cast”を選択するだけです。
Oculusが公式ブログで公開した内容によると「ヘッドセットとスマートフォンやタブレットが同じWi-Fiネットワークを利用していれば、タップ1つでコンテンツをモバイル端末に映せる」とのこと。モバイル端末にはプッシュ通知が送信され、リアルタイムで画面を共有できます。
このキャスト機能はOculus Goの課題とされており、今年9月の開発者向けイベントOculus Connect 5(OC5)で実装が発表されました。Oculusはブログの中で、「友人や家族が簡単に体験を共有し、一緒に楽しむことが出来る」とPRしています。
(参考)Road to VR
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