成長を続けるNVIDIA、自動運転やAIでも需要を獲得


半導体メーカーであるNVIDIAは、ゲーム用グラフィックスカードから人工知能、自律走行車など多岐にわたる分野において収益を上げています。同社の2017年第2四半期の売上高は22億ドル(約2,400億円)を記録し、1年前の14億ドル(約1,500億円)と比べて大きな成長を見せています。

GPU市場で大きな需要を維持

同社が開発、提供するPC向けにグラフィック処理を行うGeForceグラフィックカードは現在、多くのゲーミングPCにおいて採用されています。また、仮想通貨のマイニングにおいても高性能GPUが必要とされ、需要が高まっています。先日は仮想通貨の急騰と共に高性能GPUが一斉に売り切れる、という事態も発生しました。

仮想通貨のマイニングとVRを含むゲーム市場が拡大していることで、高性能GPUの需要が増加しています。NVIDIAのGeForceグラフィックカードは一般にも高い認知度を得ており、また同社のTegraプロセッサーがNintendo Switchに採用されるなど、同社はGPU、ゲーム市場において今後も高い需要を維持するものと考えられます。

人工知能、自動運転分野でもシェア拡大

現在、同社のGPUは急速に普及していますが、自動運転の分野においてもそのシェアを築いており、同社が開発、提供するAI車載コンピューター『Drive PX』は、多くの自律走行車系企業が採用しています。

また、現在急速に成長しつつある人工知能分野においても、NVIDIAの製品は大きな貢献を果たしています。同社が先日発表したVoltaアーキテクチャを採用した新型GPUは、同社の4年前のGPUと比較して、深層学習の計算を100倍加速するといいます。あらゆる領域においてAIが浸透、普及していくと予測されているこれからの時代において、NVIDIAのGPUは依然として高い需要が見込まれます。

GPUの需要の高まりと、ここ数年続くAI普及の追い風によって同社は急速に成長、現在の時価総額は985億ドル(約11兆円)を記録しており、同社の予測によると、2017年第3四半期の収益は23.5億ドル(約2,500億円)と、前四半期より1.5億ドル上昇、その高い成長率を伺うことができます。

(参考)
UploadVR / NVIDIA Has Strong Earnings As GPU Surge Continues(英語)
https://uploadvr.com/nvidia-strong-earnings-gpu-surge-continues/

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この記事を書いた人

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