毎日多くの国のユーザー同士が集い交流しているVRChat。このVRChatを活用すれば、英会話を学べるのではないかという疑問に、VTuberのレオン・ゼロミヤさんが挑みました。
レオン・ゼロミヤさんは企画系動画を投稿するVTuberで、VRChatを活用した動画も積極的に公開しています。今回の企画では、1週間VRChatで海外ユーザーと英語で交流したら、英語のスピーキング力が身につくかを検証しました。
レオン・ゼロミヤさんが1日目に向かったのは「EN-JP Language Exchange World」でした。ここは言語交換用のワールドで交流を目的としているため、会話に入っていけたそうです。日英の言葉を知っている人がいるので、分からないときの会話もしやすいと語りました。
2日目は日本文化に興味を持つ海外ユーザーがいる「Japanese Shrine」に向かいましたが、機材の不調で断念。3日目は1日目と同じワールドに向かい、日本・トルコ・韓国・アメリカの方たちと日本のアニメの話題に。4日目はJapanese Shrineに戻り、チュニジア・韓国・台湾の方たちと交流しました。
5日目は日英言語交換のイベントに参加。グループに分かれて決められたお題を話す内容で、高校生や留学生までおり、勉強熱心な人が多かったそうです。6日目はそれぞれの言語の早口言葉を、最終日では世界の豆料理のトークを楽しみました。
レオン・ゼロミヤさんは、7日間の検証で「英語の会話力が身につく気がする」と感じたと明かしました。海外の人と英語で話すという、日本ではあまり出来ない経験が簡単にできるとのこと。また、実際に会話して困ったことから学びを得られ、自分の苦手な発音も分かり、普段英語を使う機会がない人ほど勉強になるそうです。
英語でのVRChat交流は他にも
他の事例では、VRChatのワールドや文化を紹介しているエンジンかずみさんは、以前勉強した英語を活かして交流する動画を配信しました。エンジンかずみさんはアメリカの方との交流で、それぞれ友だちが作れるワールドを紹介し合っています。こちらは英語学習のためではありませんが、実際に英語を学んだことが役に立つのかが分かるものとなっています。
レオン・ゼロミヤさんやエンジンかずみさんの場合、それぞれ英語を話せるようすでに勉強していましたが、交流のための英会話を学ぶ上ではとても良い体験になっているようです。レオン・ゼロミヤさんは、逆に英語が全く喋れないけれど、頑張ってみたい方がいるなら、ぜひVRChatに連れて行って検証したいと答えました。
（参考）YouTube
