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ゲーム・アプリ 2019.09.14

クラファン大成功のVRMMORPG「Zenith」調達額をさらに伸ばす

JRPGや日本のアニメから影響を受けた、VR向けMMORPG「Zenith」のクラウドファンディングによる資金調達額が、21万ドル(約2,300万円)を突破しました。

「Zenith」のクラウドファンディングはKickstarterで実施されています。以前(2019年8月)、Mogura VR Newsで本作のクラウドファンディングを取り上げた際には、調達額は約1,400万円でした。

「Zenith」について

「Zenith」は、PC向けの大型のオープンワールドゲームとなる予定で、クラスシステムのあるキャラクターメイキングや、100万本以上を売り上げたVRリズムゲーム「Beat Saber(ビートセイバー)」にインスパイアされた戦闘システムが導入されるとのこと。世界観にはサイバーパンク的な要素が取り込まれていることも明らかになっています。

「Zenith」は各種VRヘッドセットにも対応します。対応VRヘッドセットはValve Index、HTC VIVE、PlayStation VRです。Oculus系のヘッドセットにも対応するとされていますが、詳細なデバイス名は明かされていません。同ページ内には「including Oculus Quest」という文面が存在することから、Oculus Quest(オキュラス クエスト)に対応することは確定と思われます。VRを使用しない非VR版(PC版)のリリースも予定されています。

本作の開発元Ramen VRは、著名なシードアクセラレーター「Y Combinator」からの出資を受けています。Y Combinatorは、スタートアップへの出資を行っている企業。著名な出資先には、ライブ配信プラットフォームTwitchや海外掲示板Reddit、宿泊サービスAirbnbなど、2019年現在大きく成長したサービスが多数含まれています。

新種族の実装が決定

「Zenith」クラウドファンディングには段階的なゴールが設定されており、調達額に応じてリリース時に複数の追加要素が実装される仕組みとなっています。今回調達額が20万ドルを突破したことで、本作に2足歩行する猫のような種族「The Minkeo」の実装が決定しました。「The Minkeo」はユーザーがプレイ種族として選択することが可能です。

クラウドファンディングは9月末に終了

「Zenith」のクラウドファンディングは、2019年9月27日に終了します。Kickstarterのページによれば、期日までに調達額が25万ドルを突破した場合、レベルエディターが本作に実装されるとのこと。

終了日までにRamen VRがどれほどの資金を調達することができるのか、注目していきたいところです。

(参考)Road to VR

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