2022年2月10日、YouTube公式ブログにて、2022年における新機能開発計画が公開されました。内容を要約したYouTube Shorts動画も公開されています。
レポートでは、YouTube Shortsの総視聴回数が5億回を超え、YouTubeの中でも特に人気コンテンツになっていることを紹介。またライブ配信も2020年1月から2021年12月にかけて、1日あたりの視聴時間が3倍以上に増加していることにも触れています。
こうしたコンテンツを提供するクリエイターに対する施策として、チャンネルのガイドラインを設定する機能などを試験的な導入を行っているほか、ブロックチェーンやNFTについても「多くの考慮が必要」と前置きした上で、クリエイターとファンとつなぐ一つのアプローチになり得ると言及しています。
「メタバースに触れずにイノベーションは語れない」
また、メタバースについても「メタバースに触れずにイノベーションについて語ることはできない」とし、好意的な姿勢を見せているようです。その上で、最初に影響がもたらされるのはゲームの領域となり、「ゲームにインタラクションをもたらし、より生き生きとしたものにするために取り組んでいる」とコメントしました。
具体的なプロダクトや機能開発についての言及はないため、YouTubeが今後メタバースやNFT、ブロックチェーンをどのように盛り込んでいくのかは不明ながら、YouTubeはこれらを新しい技術としてポジティブに受け止め、その活用法を模索する姿勢が示されたと言えるでしょう。
