ソーシャルVR「VRChat」では、毎日様々なイベントが開催され、新たなトピックが次々に生まれています。しかし、あまりにも多くの出来事が起きているため、「今なにが起きているの？」となっている人も多いはず。
そこで、この記事では、筆者の独断と偏見で注目しておきたいVRChatのトピックをご紹介します。話題になった「VRChatのいま」を、ざっくりとお伝えいたします！
目次
「バーチャルマーケット2023 Summer」会場がPublic化！
JVCケンウッドの常設ワールドが登場！
「VRCムービーアワード」第2回開催決定！作品募集もスタート
ついにツールチップが日本語に！ VRChatにいろいろアプデ到来
ファッションに注力中の株式会社Vが、VRChatと公式パートナー契約締結
コミッションプラットフォームの株式会社スケブが、VRChatと公式パートナー契約締結
「メタフェス」主催の株式会社ポリゴンテーラーコンサルティングが、VRChatと公式パートナー契約締結
元気で小動物っぽい新作アバター「マヌカ」発売！
「YOYOGI MORI」新ブランド「弐鷹学園」発表。刀が似合う男子学生「東雲」が発売！
新設ブランドがVRChatへ登場。ドットエスティ・メタバースアイテム第6弾「Anui」発売！
ラスクちゃんのパーカーがあなたのおうちに！ Favoriteコラボアイテムが9月上旬予約スタート
「バーチャルマーケット2023 Summer」会場がPublic化！
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🎊『Vket2023 Summer』会場
🎉Public化いたしました‼
＼・企業ワールドを除く全てのワールドを公開
・エントランスへの石碑追加[VRChat]
👉メニュー内のSearch欄より「Vket2023S」で検索🌸[Webブラウザ会場]
👉近日公開予定❗#Vket #VRChat #VketCloud pic.twitter.com/ZbLepLMHU7— VirtualMarket バーチャルマーケット Vket | 12/2～12/17 開催🎊 (@Virtual_Market_) August 31, 2023
「バーチャルマーケット2023 Summer」の会場がPublic化されました！ 今回も、企業ワールドを除く全ての会場が公開されつつ、エントランスへ石碑が追加設置されています。
例年どおり、今回も多数の会場があったこともあり、全部回りきれていない人もいるはず。まだ行ってない場所がある！という方は、ぜひ「Vket2023S」から検索してみましょう！
JVCケンウッドの常設ワールドが登場！
お待たせいたしました！VketCloud版に続いて準備が整いましたので、VRChat版 JVCケンウッドブース”JVCKENWOOD Event Hall”が本日再オープンいたしました！… pic.twitter.com/uSEfh3OKUq
— JVCケンウッドバーチャルワールド制作中 (@jvckenwood_vrw) August 29, 2023
「バーチャルマーケット2023 Summer」にも出展していたJVCケンウッドが、なんと単独の常設ワールドを公開しました！
公開されたワールドは、平たく言えば「バーチャルマーケット2023 Summer」出展ブースをそのまま持ってきたもの。「ゲレンデがとけるほど恋したい」のダンスギミック、広瀬香美さんの音ゲーなど、展示物もそのまま用意されています。これは太っ腹！ ダンスギミックの録画などを逃していた人は、あらためての再訪もおすすめですよ。
ワールドへのアクセスはこちら（PC Only）。
https://vrchat.com/home/world/wrld_d1821254-62ee-4a2e-ace9-b02f71d8ccbd
「VRCムービーアワード」第2回開催決定！作品募集もスタート
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#VRChat 最大級の
映像の祭典、再び‼️◤◢◤◢◤◢◤◢◤◢◤◢
Vket Real出展で話題沸騰の#VRCムービーアワード、
第2回の募集がついに開始‼️
詳細は画像左下のALTをCHECK✨✅〆切:2024年1月31日23:59
▼応募フォーム▼https://t.co/aSNepaE7VD pic.twitter.com/yzFfSvImsz
— VRCムービーアワード (@VRC_MOVIEAWARD) September 1, 2023
VRChatで撮影された映像作品のアワード「VRCムービーアワード」。その第2回の開催と、作品募集がスタートしました！
1個人・団体につき最大2作品まで応募可能で、用意された賞は全部で12個。応募締め切りは2024年1月31日（水）23:59までとなっています。昨年の第1回開催では、名だたるスタジオや個人から、選りすぐりのVRChat映像作品が集まった本アワード。今回どのような作品が集まるか、いまから注目したいところです……！
ついにツールチップが日本語に！ VRChatにいろいろアプデ到来
VRChat本体にいろいろと細かなアプデが入った一週間でもありました。特に大きいのは、8月31日にリリースされたメジャーバージョン「2023.3.2」の、「ツールチップ日本語対応」でしょうか。
「あらゆるUIが全部英語」という特徴はVRChatのハードルの高さの一つですが、それを細かなところから改善していくアップデートです。長らくVRChatをやってる人にとっても、「えっ！これそういう機能なの！」という気づきもありそうです。グローバルメニューの「User Interface」からぜひ日本語に設定してみましょう。
次のいくつかのVRChatリリースはUnity 2019のままで、その間Unity 2022のはオープンベータでテスティングが行われます。
世界線は本リリースと同じであり、コンテンツも再アップロードする必要はありません！
Unity 2022用のVRCSDKは後日提供されます！— VRChat 日本語公式 (@VRChat_JP) August 29, 2023
また、オープンベータではUnity 2022のテストもスタートしました。SDKも後日配布とのことで、いよいよ移行が始まったなという感触。どこがどう変わっていくのか、これからじっくりと見守っていきたいところです。
ファッションに注力中の株式会社Vが、VRChatと公式パートナー契約締結
先週は「VRChat社と公式パートナー契約締結」のニュースが3件も存在する驚きの一週間でした！ まず最初に発表があったのは株式会社Vです。
ファッションブランド「ANREALAGE」のVRChat向け展開を手掛けた企業で、最近ではアバター改変シェアサービス「kaihen」の開発・運用も手掛けているのだそう。今回の提携後、同社は今後「ブランドとのアバター制作・販売」「アニメIPとのワールド制作」など、バーチャルファッション、エンターテインメント、コマースの領域で新たな可能性に挑戦したいとのことです。
「ANREALAGE」の参入も、「kaihen」の運営も、ファッションという軸で展開している印象があるので、同社には今後もこの軸での活躍に期待したいところです。
コミッションプラットフォームの株式会社スケブが、VRChatと公式パートナー契約締結
次に発表があったのは株式会社スケブ。そう、あのコミッションプラットフォーム「Skeb」を運営しているところです。
なかなかに意外な角度からの参入ですが、実は少なくないVRChatユーザーが「Skeb」で自分のアバターのイラストを依頼しています。プレスリリースによれば、こうした「うちの子リクエスト」の取引は全体の13％を超え、「Skeb」でも一大ジャンルになっているのだそうです。
今回のパートナーシップ締結によって、VRChat上に「Skeb」でリクエストしたイラストを展示するアートフレームの開発などを進めていくとのことで、実現すれば「自室に手軽にSkebで依頼した自分のアバターのイラストを飾る」なんてことが身近になるやもです。
（参考）プレスリリース
「メタフェス」主催の株式会社ポリゴンテーラーコンサルティングが、VRChatと公式パートナー契約締結
そして、株式会社ポリゴンテーラーコンサルティングも、VRChatとの公式パートナーシップ契約を締結しました。即売会イベント「メタフェス」主催や、JT公式ワールド「JT Tobacco Farm」、アパレルブランド「FACETASM」のVRChat向け展開などを手掛けた、ご存知の方も多いであろう企業です。
すでにある実績からもわかるとおり、VRChat進出のための企画立案からコンテンツ制作、運用まで、ワンストップでできるのが強みの企業です。パートナーシップ契約によって、よりこの強みが活きる予感です。
（参考）プレスリリース
元気で小動物っぽい新作アバター「マヌカ」発売！
마누카 출시 완료하였습니다!💛
9월 3일까지 5000엔으로 할인하니 잘 부탁드립니다🍯マヌカちゃんの発売が完了しました！💛
9月3日まで5000円に値引きしますのでよろしくお願いします🍯BOOTH – https://t.co/90McO3BGim#マヌカ3D#3DCG pic.twitter.com/7rJzNJb6w0
— 진권/ジンゴ (@jingo_1016) August 31, 2023
イヨ、イメリス、竜胆、そしてセレスティア。数多くの人に愛用されるアバターを作り出してきたジンゴさんより、新作アバター「マヌカ」が発売されました！
竜胆ちゃん以来のケモミミな感じの女の子。カフェの店員っぽい服装をしています。体型は全体的にスラッとしており、セレスティアちゃんとはいろいろと対照的です。
しっぽは大きくて毛量たっぷり。ジンゴさん曰く、「イタチを考えてデザインしました！」とのこと。小動物っぽさと共存しているなと感じるのも納得です。
表情はとても豊か！ 小動物らしいいたずらっ子ぽさや無邪気さが感じられます。
しっぽに加えて、お団子付きツインテールという髪型もボリューミーなイメージ。デフォルトで付属するメニュー設定からケモミミ・しっぽともどもツインテールをオフにすると、かなりボーイッシュ寄りになります。シェイプキーも豊富なので、逆にお姉さんな感じにすることもできそうです。
そのままでもかわいらしい小動物な女の子。もともと体型がフラットなため、それを活かすもよし、逆に盛っていくのもよし。カスタム幅も多そうな、いろいろな人にマッチしそうなアバターです。事実、すでに対応衣装もテクスチャも豊富にリリースされているので、アバター改変には困らないことでしょう！
販売ページはこちら。
https://jingo1016.booth.pm/items/5058077
「YOYOGI MORI」新ブランド「弐鷹学園」発表。刀が似合う男子学生「東雲」が発売！
ハイブランドアバターでおなじみ「YOYOGI MORI」から、新ブランド「弐鷹学園」が発表されました。「文武両道を目指し、生徒の主体性を尊重する、中高一貫の共学校」というコンセプトで、その第1弾としてアバター「東雲」が発売されました。
サンプルは現在、「YOYOGI MORI」公式ワールドにて展示中です。エントランスワールドより行ける「展示会場3」にて展示中なので、ほかの会場とお間違えないように。
「東雲」は「学生服の男子生徒（高校生くらい？）」という、実はあまりVRChatでも種類が多くない部類のアバターです。ブレザーを羽織っている姿は、現代によくいる男子学生。しかし、サスペンダーや黒手袋、なにより日本刀を携えると、途端に用心棒・殺し屋っぽさが出てきます。かっこいい。
小物も種類豊富。マスクにスマホ、ワイヤレスイヤホンなど、現代的なアクセサリーも多数です。早期購入特典には、弐鷹学園学生証／ICカードと、鑑賞用FBXモデルのハイメッシュな日本刀モデルも付随するとのことです。
もちろん、「YOYOGI MORI」の素体規格「YM Body」を採用しているため、服装は対応する「YOYOGI MORI」アバターも着こなすことができます。「学生」にすることも、また別の方向性を見出すこともできる、新たなブランドとなりそうです。
販売ページはこちら。
https://yoyogi-mori.booth.pm/items/5015395
新設ブランドがVRChatへ登場。ドットエスティ・メタバースアイテム第6弾「Anui」発売！
おなじみドットエスティから、メタバースアイテム第6弾が発売されました！ 今回はなんと、ドットエスティの新ブランドのアイテムを持ってくると、リアル・バーチャル同時展開です。
発売されたのは、ジェンダーフリーブランド「Anui」から「ジャケット」「トラックジャケット」「トラックパンツ」の3種類。男性・女性アバター複数に対応しているほか、今回からはVRoid向けテクスチャも発売。おしゃれな人が多いVRoidユーザーにはありがたいですね！
さらに、今回はライブショッピング配信も実施予定です。「メタバースアイテムとリアルアイテムを紹介する、リアルとバーチャルの融合ライブ配信」になるとのことで、どんな内容となるか興味深いところです。こちらは9月5日（火）20時より実施予定です。
また、9月15日（金）21時からはファッション展示会「meet the .st」も開催予定です。これまでドットエスティから発売されたアイテムが展示・試着できるとのことなので、今回「Anui」のアイテムをとりそろえた人はもちろん、いま興味のある人も参加してみるのもアリでしょう。
ラスクちゃんのパーカーがあなたのおうちに！ Favoriteコラボアイテムが9月上旬予約スタート
イラストや漫画に出てくるようなお洋服を手掛けるブランド・Favoriteが、アバタークリエイターのこまどさんとコラボしたアイテム、「リアルラスクちゃんパーカー」が発表されました。こまどアバターの一角にして、いまも多くのユーザーの愛用されているラスクちゃん。彼女が着ているパーカーが、現実にやってくるかもしれません！
オーバーサイズのパーカーは男女兼用な仕様。肉球マークやバッテンは”ぷっくり”なプリントで再現しているとのこと。ちょっとかわいい寄りのデザインですが、普段使いもギリギリいけそうなラインです。
生産は未確定で、一定数の予約が集まると生産が決まる方式です。予約開始は9月上旬の予定とのこと。ラスクちゃんユーザーのみなさま、必見ですよ！ ちなみに、コラボを記念してラスクちゃんの1000円OFFセールも実施中なので、まだ持ってない人はこれを機にお迎えしてみてもよいかもです。
