Vtuberが巨大書道やってみた！！
バーチャルそのままの姿で現実に融合しているエンタテイナーVTuberの三珠さくまる。今回はリアル空間の中で巨大書道をやっています。遠くから見ると一瞬わからなくなるくらいに馴染んでいることに驚かされます。
バーチャルが特別ではなく、当たり前のように現実世界に出ている、ということ自体がいかに面白いかを感じさせてくれる内容です。なにより、バーチャル側なのに現実のものに対して物理的に作用している、というのが大きな見どころ。あまりやらないであろう巨大書道というネタをチョイスするのも、YouTuberの映像としてユニークです。カメラ角度の多彩さは注目したいところ。
他にも流鏑馬など様々な挑戦をVTuberの身体で行っています。VTuberである違和感をしれっと飛び越える技術と、映像企画として引き締まった面白さの組み合わせは、三珠さくまるだけがたどり着いた境地として今後も楽しませてくれそうです。
【あえて逆をやってみる】失敗から学ぶコーヒー学・実験配信【定期配信＃70】
コーヒー情報を取り扱っている天宵家が行ったのは、コーヒーを入れる際に気をつけるべきこと、やってはいけないことを、あえて実験してみるというもの。沸騰した100℃のお湯でコーヒーを入れてはいけないというけれども、そもそもなぜなのか？ 実際に試してその理由を検証していきます。
お湯の注ぎ方の違いなどでどう変わるのか、実際に飲み比べながら解説をしています。コーヒーなどの味の違いは説明が難しいものですが、このふたりは販売もしている専門家なだけあって、聴いていてとてもわかりやすいです。
コーヒー好きなら当たり前過ぎて、むしろやったことがないかもしれないものも多いかもしれません。しかしおいしいコーヒーとの向き合い方を改めて見なおす機会として、興味深い配信です。
【#ホロ古のネットクイズ大会】ホロライブ古のネットミームクイズ大会
白上フブキのチャンネルで行われたクイズは、ぜひとも視聴者みんなで一緒に考えたいネタ満載。２ちゃんねるとニコニコ動画初期、主に００年代インターネットを題材にしたネットミームクイズです。参加者は宝鐘マリン、さくらみこ、獅白ぼたん、一条莉々華の４人です。
どう見てもさくらみこが他のインターネット強者メンツにかなわなさそうな雰囲気でしたが、意外にもAAクイズでは健闘するなど、クイズ番組としてもいい試合が見られる、かなり見ごたえのある内容になっています。
ネット文化に深い人なら何かしら見たことがあるものばかり、逆に当時のネットを知らない人にはひとつもわからない、絶妙なさじ加減のクイズを作れたのは、白上フブキのバランス感覚と知識量ならではです。
【3Dコラボ】そして伝説へ【#踊れ歌え一期生】
以前にじさんじから勇気ちひろが卒業することが発表されました。元一期生は５年以上の付き合い。彼女を囲んでみんなで盛り上がるべく行った３Dコラボはカラオケ配信でした。
とはいえ直球なわけがなく、まさかの松平健しばり。まさかやらないだろうを全力でやる８人のノリは、健在でした。
フルパワーおふざけの後、７人が勇気ちひろに手紙を送るシーンは、２０１８年から走り続けてきた様子を知っている人ほど重みを感じられるものがあるかもしれません。ぜひ全員分聴いてください。
自分たちの感情をストレートに出しながら、１時間の枠で笑いとエモと大騒ぎを、そしてゆるい日常感とエンターテイナーとしてのしっかりした撮れ高を、まとめて全部凝縮しているのは、８人のベテランVTuberならではのバランス感覚が感じられます。
全力で殴り合う様子が大人気だった勇気ちひろと樋口楓のコンビ、でろちーのコラボ曲もアップされています。ふたりとも高校生の姿というのも貴重です。勇気ちひろが卒業しても、この曲が出たことででろちーの楽しい関係性はいつまでも残り続けます。
Virtual Artist Fes「VRide!」Vol.6 @渋谷GRIT 定点カメラ映像
えのぐのチャンネルに「VRide！」Vol.6の定点カメラ映像フルバージョンがアップされています。会場の様子も見られる、特等席視点の贅沢な映像です。
出演しているメンツの幅がかなり広く、黒桐アリアや未確認動物うまぴなど積極的にシンガーとして活動しているVSingerたちや、弾き語りのYukiや音御光歌、ポエトリーリーディングの93Poetry、ダンスと演奏のパフォーマンス集団・踊楽など、音楽としてこってり楽しめるラインナップです。今回のスタイルは、２Dでも３Dでも登壇できるスタイルになっています。
中でもユニークなのは、自作楽器ツヴァイホーンを手にして登壇したホム・レス。トランペットとサックスの音が出る新感覚楽器で一人ハーモニーを奏でながら、生のバンド演奏を聞かせてくれます。トラッキング精度の高さもさることながら、演奏のレベルの高さは必聴です。
【閲覧注意】みんなの「お墓まで持っていく話」がガチでヤバすぎたので供養していく【秘密暴露】
ネタの仕込みや言葉の使い方などでかなり特徴的な配信の多い冥鳴ひまり。リスナーもそのあたりのさじ加減を読んでいるようで、今回行われた「お墓まで持っていく話」の投稿は思い切り方が尋常ではなくなっている上に、聞かせ方にこだわりも感じられました。そのおかげで、サイコホラーのような内容に…。
ネタなのかガチなのかわからないラインをいじれるのは彼女とそのリスナーたちならでは。ちなみにこれでもマシなほうらしく、エンタメにならないあたりの線引ジャッジはしっかりしているので、閲覧注意ではありますが怖い話として楽しめます。
扱うネタの切り口の鋭さと、それを笑いに昇華できる言葉のチョイスが非常にユニークな冥鳴ひまりの配信や動画。人を選びそうな濃いめの話題も自身のフィールドで調理してしまう職人技的な味わいがあり、中毒性が高いVTuberです。
épeler – My Shining Day [Official MusicVideo / エプレ]
柚子花、ChmuNote、Flare Runeの三人ユニットépelerの新曲は、シンガーユニットのかっこよさがぐっと引き立てられたナンバー。盛り上がりのポイントがはっきりしたダンスミュージックなので、クラブでかけたくなる一曲です。
この３人のユニット、初めての人がぱっと聴いてもわかるほど、声質の個性がばらばらです。これを活かした音作りと歌詞割りがされているので、épelerのためのユニット曲としての完成度がものすごく高く、épelerの音楽、ダンス、キャラクター性自体を表現するような楽曲に仕上がっています。
キュートでガンガン前に進むフォワード的ボーカルの柚子花、作品の感情的な部分の表現をふくらませるのに長けたChmuNote、かっこよさ抜群の安定したボーカルで楽曲を引き締め完成に導くFlare Rune。épelerは絶妙なバランスでできている、この３人でしかできない作品を作り続けているユニットです。
現実みろ – シトロン MV
Lo-Fiな空気感がたまらなく心地よい現実みろの新MV。１stEP「アン・ドゥ・トロワ」に収録された作品のMV化です。
「眠りにつくのも怖くて 爪噛んでしまう」時間の、ふんわりゆらゆらした心地よさを歌声で表現しています。深夜のまどろみがユニークな歌詞でつづられており、時折入るカタカナワードによってキュッと引き締められることで、ゆるやかながらも楽しくなってしまう気持ちが伝わってきます。
ずっと夜のままでいたい空気感ですが、ラストで「夜が明けたとしても 目を閉じて踊り続ける もう、春です 片付けた部屋を出るプリマ」と歌うことで区切りがあります。これを柔らかい声で徹底して歌う現実みろは、やさしい気持ちだけではなく、様々な感情をかきたててくれます。
【Original Song】ชอบเราได้ยัง (Be mine) – Eileennoir
Algorhythm Project（ARP）のEileennoirがアップしたのは、女性同士の距離感のもどかしさとラブを描いたとってもキュートな作品。主役はEileennoir本人、相手のヒロイン役は同じくARPのEffyです。
とても心地よくて聴きやすい、ほんわかキュートなボーカルと、ポップでかわいらしいメロディ。タイ語なので日本人にはハードルが高いですが、後日歌詞そのものがアップされるようなので楽しみです。MVの中の淡いラブ、かなり心にキュッとくる展開になっているから、歌詞で歌われているドラマの中身が気になります。恋の行方はいかに！？
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