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VTuber 2021.05.02

この動画がすごい!今週のおすすめVTuber動画(4月24日~4月30日)

日々クオリティの高い作品がアップされ続けている、VTuber(バーチャルユーチューバー)の動画。その中から独断と偏見で「この動画は是非見て欲しい」というものをご紹介。話題のものから個性派まで、要チェック!

今回紹介した動画のYouTube再生リストはこちら

【にじさんじ】男性ライバーの1日の過ごし方とは?【Vtuber】

甲斐田晴がアップしたのは、自身の一日の様子を紹介した動画。なにより開いてびっくりなのが、一日を区切った円グラフがおそろしいほど細かいこと。ここまでしっかり詳しいのはファンとしては生活が想像しやすくてうれしい。

いかにライバーの一日がハードかよくわかる内容になっています。特に甲斐田晴は音楽に携わっている人間なので、夜のMIXの時間が長めなのもポイント。それにしてもハードきわまりない。睡眠時間はしっかり5時間。朝晩二回お風呂。食事もちゃんと食べてはいる。忙しいながらも規則正しい真面目な生活っぷりが見えて、ファンとしては安心できる内容でもあったりします。

毎日動画投稿バーチャルYouTuberのとある1日【新人VTuber #柴寝子ろず】

動画制作メインで行っている柴寝子ろずは、自身の一日のルーティンを実際に録音しながら紹介している動画をアップしました。朝7時に起床をしている規則正しさにびっくり。健康的!

バタバタという生活音がリアルで楽しい内容です。中でも動画編集をしている時間帯とエンコードの時間が長いというのがポイント。修正も一旦寝かせてから再度確認、というマメさが見えます。そして12時前には就寝。
ものすごく規則正しい生活で頭がさがるばかり。毎日投稿というスタイルだとバランスを崩すと一気にだめになるので、ある意味一番大切なのは生活管理なのかもしれません。

非日常な体験!「ケとハレ」に注目しよう!「2030年からの、ありがとうのために。」【第4話】#青森の観光の新しい魅力(青森銀行コラボ)

青森県を広めたい。青森りんこは青森銀行とのコラボ企画で、「2030年からの、ありがとうのために。」というシリーズを動画で配信中です。今回は観光をテーマに、青森大学観光文化研究センター長の佐々木豊志と対談しています。観光を考える際、最初に考えるべき部分は何か?

今回語られるのは「ハレとケ」の話。いわゆる「ハレ」である「非日常」が体験できる観光地のありかたについて語られます。なので青森の観光地は「非日常」である冬の豪雪の時期に圧倒的に観光客が多い、という数字の話も。

青森りんこはこの青森銀行コラボの他にも、自身の青森を広める企画を数多く動画で配信しています。青森の魅力とリアルを知ることが出来るVtuberです。

【防音室】ヤマハ アビテックス セフィーネを買ってみた!【性能・価格・ 購入方法・注意事項ほか】

今多くの人が注目している、防音室。Vtuberはもちろん、楽器をやる人歌う人も欲しくて仕方ない一品です。実際に使ってみるとどうなのかを、購入したあくまのゴートが詳しく紹介しています。

万能なわけではない、という部分はかなり細かく説明されていますので、購入を検討する際は要チェック。特に場所のサイズ感や重さは意外と使ってみないとわからないものですので、参考になります。そこそこのお値段はしますが、歌をやりたい人は頑張って投資として出せる額だとも思うので、是非見てみてください。

サキュバスのリヤCM | 「街角と喧騒」篇 30秒 #ぽんぽこ24

サキュバスのリヤが「ぽんぽこ24」用の自身のCMをアップしました。28秒と短いものですが、魅力が一発で伝わるハイセンスなものになっているのでご紹介。これがYouTube広告やshortsに流れてきたら、ついクリックして登録しそう。

今回の動画、会話での情報量はほとんどありません。そのかわりデザイン力とセンスだけで勝負。自身を撮影したカメラワーク、紹介する言葉のチョイスやテンポ。これだけでサキュバスのリヤがいかにデザインや映像の技術を持っているかばっちり伝わる。こういうタイプの自己紹介動画こそ、映像を駆使するVtuberには向いていると感じさせてくれる内容です。

【 日本妖怪 】- その十二 -『 牛鬼 』👻🌸【 花琴 妖怪 絵巻 】

毎回クオリティの高い妖怪解説をしている花琴いぐさ。今回は牛鬼がテーマ。伝わっている内容をよく調べており、実際に伝承に残っているものがどのような姿かを自身のイラストで紹介しています。語りは今回も明るくポップ。こどもでも……いや、こどもにこそ楽しめる作りなので、親子でどうぞ。

妖怪について伝えたい、という芯の通った企画をずっと続けているので、是非今からでもアーカイブを見てほしいVtuberです。毎回、妖怪と人間の共存についてTwitterで投票を募っているのも楽しいポイント。特に今回はなかなか質問の内容がハードコアで悩まされます。
花琴いぐさは先日新衣装も発表したばかり。今後の紹介動画もバリエーションが増えそうで楽しみです。

相羽ういはのチャンネルで不思議な配信が行われました。登場するのは相羽ういはではないらしい。人形の姿の彼女、名前はない。視聴者に訪ねてついた名前が、MIA

視聴者との対話から彼女が成長していくという、劇場型・育成型(?)配信。かなり挑戦的な内容になっているので現時点では詳しいことはまだわかりませんが、MIAは相羽ういはとは同じチャンネルながらも別軸で活動を開始しはじめたことになります。

なおMIAについてのヒントのようなものは、相羽ういはの3Dお披露目配信の中に隠されています。非常にハッピーなお披露目配信だったのですが、ラストの短い時間の中である出来事がおこり、一気にお披露目内容が不穏に。相羽ういはとMIAにはどんな関係があるのかの読解に、視聴者のコメントもすでに巻き込まれています。
相羽ういは自体は普段からかなり明るく元気いっぱいなライバーだったため、今回の展開には仰天したファンも多い様子。同期の黛灰も現在進行形で、自身の存在をめぐる難解で困惑させられる物語を視聴者とともに背負っています。そことも絡みがあるのかどうかも不明。まずはこの配信から、MIAの物語を追っていきましょう。

ホム・レス / START LINE【Official MV】

Vtuber動画の鬼門である音楽演奏。しかしその表現力は、ついにここまできた。ホム・レスのアップしたMVは、彼の演奏するピアノソロ曲を収録したもの。ハンドトラッキングを使用しており、ピアノを演奏する指先が動く動く! バーチャルなピアノ演奏映像の迫力を堪能してください。ちなみに使用しているのは「ROKOKO Smartgloves」のハンドトラッキングです。

楽曲はかなりパワフルな作品で、タイトルの通り「スタートライン」を力強く踏み抜いていくかのような内容。Vtuberとしての活動の決意に満ちながら、前進しようとする楽しさにも満ちています。
モーションはダイレクトにキャプチャされているということなので、その演奏技術はかなりのもの。作曲技術とあわせて、今後あらゆるジャンルのピアノ楽曲が期待できそうなVtuberです。

ピーナッツくん -“VIRTUAFREAK -REWIRE-” Release live @渋谷clubasia

ニートtokyoにも出演し、ドープなhiphopの音楽性が多くの人に認知されはじめているピーナッツくん。普段のおちゃらけは一切なし。彼の音楽が響き渡るVIRTUAFREAKでのライブの様子をたっぷり見ることが出来ます。

ピーナッツくん、というアシッドなキャラクターの世界観は活かしつつ、ビートの重さと言葉の巧みさを生かしたガチンコなhiphopを魅せてくれます。コアなピーナッツくんファンには彼の音楽技術の高さは有名ですが、普段それを全く素振りとして見せないため、ミュージシャンとしての姿が見られる貴重な映像です。ぜひともこれを機に、彼の作品の音源も聴いてみてください。

nyankobrq & yaca – simple tide feat. somunia 【YOYOGI MORI Collaboration MV】

アバター服飾ブランド「YOYOGI MORI」とnyankobrq & yacaのコラボソング「simple tide feat. somunia」のMVがアップされました。集結している面々の名前を聞くだけで、テンションがあがるVMUSICファンはかなり多いのでは。

カフェのテラスを定点カメラで捉え、朝昼晩色々な人が入れ替わっていく様子が楽しい。そして登場するキャラクターたちの衣装はもちろん「YOYOGI MORI」の作品。
心地よいテンポのメロディにsomuniaの透き通るような歌声が乗ることで心地よさは抜群。nyankobrqとyacaのボーカルパートでまた雰囲気がガラッと変わるのも、映像でころころ変わる人々の様子にシンクロしており、目に耳に楽しいMVに仕上げられています。

【オリジナル曲】進め!コバブルマン【VTuber】

楽しさ抜群のヒーローソングが爆誕! 青い身体が特徴的なVtuberコバブルのオリジナルMMVがアップされました。ゴリゴリの特撮ヒーロー的な曲調で、彼のイケボがピッタリハマっていてとても爽快です。

Vtuberでこういう正統派ヒーローキャラソンは、意外と珍しいかもしれません。視聴者制作のファンメイドソングとのことですが、ヒーローソングとしての完成度は抜群に高く、そのままニチアサのオープニングに使えそうです。かっこいいだけでなく、優しさあふれる空気感を持っているのも楽しいところです。
配信も精力的に行っているコバブル。ニコニコ動画での活動を含めると実に活動歴6年目、動画本数は589本。これからもパワフルに長く続けてほしいVtuberです。

【オリジナル曲】キサラギトレイン

怪談Vtuberののろいちゃんがアップしたのは、都市伝説の列車を描いた物語調のオリジナル曲。インターネットの噂で流れる、消えた少女のお話。それはもしかしたら僕の友達かもしれない、と声をかけにいくのですが……。

歌詞が電車の進む速度にあわせて流れていく演出が秀逸。のろいちゃんと一緒に乗った電車は、得体のしれないどこかに向かっていき、もう戻れない。
のろいちゃんのハイトーンな歌声と、語りで鍛えられた滑舌のいい言葉で、一本の物語を演出入りで見ているかのように感じさせる作品です。後半真っ赤に染まっていく窓とのろいちゃんの瞳。この列車の行く先はいずこ?
バーチャルな語り部が歌に乗せて導く、怪談の新しい見せ方が楽しめる作品です。一曲通して聴くとなかなかホラーなのですが、メロディがキュートなのでするっと聴けると思います。そしてゾッとしたあと、のろいちゃんのことがきっと色々な意味で好きになる。

【オリジナル楽曲】Project A.I.D「- A.I.D -」【MV】

一年の間活動を休止していたProject A.I.D。その復活にあわせて自分たちのグループ名「A.I.D」を冠したオリジナル曲MVをアップしました。作詞作曲はメンバーのNoA
ドライブ感のあるパワフルな曲作りと、超高音の歌を力強く歌い上げるスタイルはかつてのまま。さらに復活の狼煙をあげるような強さを持った歌詞で、自分たちが歌う意味、未来への咆哮を表現。今までのファンはもちろん、ここから聴く人にも訴えかけてくる一作です。

シラズシラズ (feat. KMNZ LIZ) / Neko Hacker

Neko Hacker作詞作曲、ボーカルKMNZ LIZの最強の一作が誕生しました。治安の悪いアートワークも最高にかっこよくてキュート。Neko Hackerならではの独特なコード進行が生きており、一度聴いただけで心に引っかかりが出来る作品です。

LIZのキュートな歌声が、荒っぽいすさんだ気持ちを表現することで、生々しい魅力があふれます。KMNZのふたりはストリートスタイルにガーリーを組み合わせることに長けていますが、特にLIZはキャラ性と声質に少女っぽさが強い分こういうダウナーな作風が非常にはまっており、視聴者を魅了しています。

【MV】The Enemy Within/Sora Utagawa【2nd ORIGINAL SONG】

詩川天楽の二曲目のオリジナル曲は、バキバキに重低音が効いたメタルソング。ギターの歪んだ音と速弾きのメロディにグッと来ます。しかし歌声はクリアで誠実。詩川天楽の激しい内側の獣の情熱を、心の内に秘めて普段の静かで優しい姿を装っているかのよう。


一曲目のオリジナルソングはかなりファンキー寄り。かと思えばしっとりしたカバーソングも非常にうまい。音楽活動の幅が広く変幻自在、色々な切り口で表現をしているVtuberです。

【作業用BGM】hololive music studio – lofi & chill mix

Shiny Smily Story」などのようなホロライブ公式のオリジナルソングの数々をlofiとchillミックスし、夜のお供に聴ける作業用BGMの公式動画がアップされました。一本の動画になっており、タイムスタンプがあるので好きなところから聴ける仕様です。
映像はホロライブの裏方担当の友人Aが黙々と残業している動画。lofi界隈では有名なループアニメーションのオマージュだと思われます。友人Aが特にlofi & chillが大好きなようで、音楽面でもオリジナル曲を積極的に押したいと、見えない部分で活動し続けていた彼女ならではの動きを感じさせます。
なおホロライブ公式で、曲のremixの募集も開始しています。

シリウスの心臓/ヰ世界情緒(covered by 鈴谷アキ)

鈴谷アキがカバーしたのは、ヰ世界情緒の「シリウスの心臓」。原曲は少女性がかなり濃いものの、情念のような強さを持った作品でした。鈴谷アキ版は本人が持ち合わせている柔らかさと優しさが何重にも増幅されており、儚さと哀しみがかなり強まった出来になっています。センスのいいイラストアニメーションは必見。

この曲はモールス信号のパートがかなり異色で、しかも歌うとなると音が難しい。鈴谷アキ版ではここを優しく歌ったことで、丁寧に言葉を伝えたいという思いが表現されていて、聴き終わったあとの余韻が強い作品に仕上げられています。元のヰ世界情緒も本来の声質はとても柔らかく、話し方は鈴谷アキとベクトルが似ているのですが、同じ曲でも解釈が全く異なり表現も自らのものになる、というのがわかると思うので、聴き比べ推奨です。

ଳ くらげ – 夏代孝明 / 宗谷いちか【歌ってみた】

今にも消えてしまいそうな透明感。宗谷いちかがカバーした「くらげ」は彼女の純真さがそのまま反映されたかのような作品。原曲は諦念を題材にしており、流されてしまえば楽になるのに、忘れられなくて漂うくらげのようだ、と自らを表現した作品。宗谷いちか版ではさらに感情の波が強めになり、ハイトーンの部分の儚さも相まって今にも消えてしまいそうな状況。そこに生まれる美しさをつなぎとめた一作になっています。

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