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VTuber 2018.05.24

モノビットがVTuber事業に参入、スタジオ設置やVTuberデビューも発表

ゲームやVRコンテンツの開発を行う株式会社モノビットは、バーチャルYouTuber(VTuber)のプロデュースを行うVTuber事業部を設置しました。併せて同事業部が企画・制作・運営を行う、重人格搭載型バーチャルYouTuber「カラノ サラ」プロジェクトも発表しています。

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VTuber事業部は、独自のバーチャルYouTuberシステム「モノビット・バーチャル・アクター・システム(MVAS)」を始め、様々なシステムを利用して、バーチャルYouTuberの制作とプロデュースを行います。

また、モノビットはバーチャルYouTuberの収録や配信が行える専門スタジオを6月にオープン予定しています。同事業部ではモノビットが複数人対応型VR/ARコンテンツを行ってきた知見と、同社のリアルタイム通信エンジンの技術を活かし、VTuber向けの多人数参加型エンターテインメントコンテンツの研究開発も行っていくとのことです。

自社でのバーチャルYouTuberプロジェクトも

モノビットはVTuber「カラノ サラ」プロジェクトを開始することも発表しています。「カラノ サラ」は3人のアイドル声優を目指す少女たちの思念が電子化したネットゴーストとなり、複数人の人格が協力、マルチプレイゲームをプレイする企画です。

 YouTube:カラノサラチャンネル
https://www.youtube.com/channel/UCv2AP-RNzyqBtu9HrZWFr9Q

Twitter:カラノサラ(@Karano_Sara)
https://twitter.com/Karano_Sara

「カラノ サラ」およびネットゴーストの紹介は以下の通りです。

 「カラノ サラ」
3つの思念が発見した、まだ中の人が決まっていないVTuberデータ。
未完成の状態で思念が入り、表情データがまだつくられていないため無表情。

・ネットゴースト紹介
 

「ヤイタ ニクミ」
絶対アイドル声優になれる!と自分を信じて突っ走ったが空回りし、出遅れてネットでアイドルの勉強をはじめた女の子たちの焦燥が電子化したネットゴースト。基本考えずに挑戦して常にポジティブで、何かきっかけをつくったりするのが得意だが視野が狭くなりがち。

 

「ニトリ セセリ」
アイドル声優になりたかったが親に反対されて一般企業に就職し、今もアイドル声優に憧れて、様々な声優公式サイトを巡回している女の子たちの未練が電子化したネットゴースト。一見大人で落ち着いていて場をまとめるのに長けているが、ちょっとずれていて天然をやらかすこともある。


「アキタ コマチ」
アイドル声優を目指して大型掲示板のアイドルスレで勉強していたが、デビューができず、徐々に毒を持ってしまった女の子たちの思念が電子化したネットゴースト。皮肉めいたことを言いがちだが空気を読むのがうまく、周囲を明るくするのが得意。


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