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VRヘッドセット 2023.11.17

VR専用メガネフレーム「VRsatile」が「Meta Quest 3」などにも対応! アイトラッキングデバイスの開発もスタート

株式会社diVRseは、VR専用メガネフレームVRsatile(ヴァーサタイル)の「Meta Quest 3」、「PlayStation VR2(PSVR2)」、「Meta Quest Pro」、Varjoシリーズ対応モデル、および専用アタッチメントの販売を開始しました。また、アイトラッキングデバイス「VRsatile Eye C」の開発も発表しました。

ヘッドセットの内部に取り付けるだけ。裸眼のようなVR体験を実現

「VRsatile」は、VRヘッドセット専用のメガネフレームです。ヘッドセットの内部に取り付けることで、メガネをかけることなく視力を補助し、裸眼と同等の快適なVR体験を実現します。

これまで「Meta Quest 2」「HTC VIVE」シリーズ、「PICO 4」など12種類以上のVRヘッドセットに対応していますが、今回新たに「Meta Quest 3」、「PSVR2」、「Meta Quest Pro」、そしてVarjoシリーズへの対応アタッチメントが発売。「Meta Quest Pro」対応モデルは、VRだけでなく、隙間から見える現実空間の視界もカバーします。


(「Meta Quest Pro」対応モデルの動作イメージ)

すでに「VRsatile」を所持しているユーザーも、アタッチメントを別途購入することで、これらのヘッドセットでも利用できるようになります。購入はdiVRse公式通販サイトのほか、amazon、楽天市場、BOOTHにて受付中です。

アイトラッキング機能を搭載した「VRsatile」も開発中

また、diVRseはVR周辺機器開発チーム「Vlugin」への参画も表明。実績のある開発者でチームを結成し、その最初の製品として、「VRsatile」にアイトラッキング機能を実装するデバイス「VRsatile Eye C(ヴァーサタイル アイ シー)」の開発をスタートしました。

「VRsatile Eye C」は、「VRsatile」対応VRヘッドセットにてアイトラッキング機能を使用可能にするデバイスです。「VRChat」などのソーシャルVRにおいて、アバターに装着者の目の動きを反映させ、より多様な表情を実現します。

視力矯正が不要なユーザーでも、フレームのみの「VRsatile」に「VRsatile Eye C」を搭載することで、アイトラッキング機能だけ利用できるとのこと。また、「VRsatile」所持者であれば、アイトラッキングデバイスだけ購入し、「VRsatile」に取り付けて使用することができます。

「VRsatile Eye C」は、今後も展示を行いつつ、2024年中の発売を目指して開発が進められます。開発状況は、「Vlugin」公式サイトおよび、diVRse公式サイトにて告知予定です。

ソーシャルVR発キャラクター事業も展開中

diVRseではVR関連機器開発事業のほか、ソーシャルVR発キャラクター関連事業も手掛けています。2023年2月には、「VRChat」アバターとして親しまれているキャラクター「Akyo」を原作者合意のもと商標登録出願し、ぬいぐるみやミニフィギュア「Akyo もちもちスクイーズ」としてグッズ展開を進めてきました。

今回、8月30日より全国流通が始まった「Akyo もちもちスクイーズ」を自立ディスプレイできるアクリルスタンドの販売も新たにスタートしました。ロゴ入りのデザインで、複数個連結できる仕様となっており、ガチャガチャでたくさん引いた人でも飾りやすくなっています。販売はdiVRse公式通販サイトとBOOTHにて受付中です。

また、2023年12月16日(土)・17日(日)に開催されるイベント「バーチャルマーケット2023リアルinシブハラ」では、「Akyo もちもちスクイーズ」のイベント販売・一般販売商品の再販のほか、新たな会場限定モデルも2種発売予定とのことです。

(参考)プレスリリース


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