2011年に発売された任天堂の携帯ゲーム「ニンテンドー3DS」で、ソーシャルVR「VRChat」をプレイすることに成功した人物がTwitter上で注目を集めています。
この偉業を成し遂げたのは、「VRChat」関連の動画などを展開しているCaptainTay(Twitter名)さん。説明によると、「PixelBox」というソフトを使ってPC画面を3DSにストリーミングすることで“3DSモード”を実現したとのこと。
公開された映像からは、3DS側でスティックなどの入力を行うことで、「VRChat」側が動く様子が見れます。操作感覚は「スクリーン付きのXboxのコントローラー(スティック無し)」と、CaptainTayさんは説明しています。
So, since a lot of you guys wanted to see me using it, here's a video of me using it!
It feels like an Xbox controller with a screen, minus the right stick.
Then again, I am running this on a very old 3DS model, so results are different with newer models. Hand reveal too! pic.twitter.com/OgcPpOK2qr
— CaptainTay 🇬🇧 (@NotCaptainTay) November 5, 2022
CaptainTayさんは、今回の実験にあたって古い3DSを使っており、フレームレート(FPS)は30FPSから40FPS程度だったそうです。
なお、携帯ゲーム機で「VRChat」を遊ぶという試みは以前から行われています。Valveが販売している携帯型ゲーミングPC「Steam Deck」では、本作が動作することが確認されており、10月に千葉県で開催された「CEATEC 2022」では、 株式会社HIKKYが「バーチャルマーケット2022 Summer」の体験コーナーを出展していました。
(参考)Twitter