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VRゲーム・アプリ 2023.05.21

アーチェリーサッカー、隣人ホラーなどPSVR2向け新作の発売日が相次いで決定―今週の気になるVRゲームニュースまとめ(5月14日~5月20日)

「気になるVRゲームニュースまとめ」では、一週間の内に報じられたVRゲーム関連ニュースの中から気になる新作、アップデート情報などをまとめてお届けします。今回は5月14日~5月20日の関連ニュースが対象です。

目次

1. サッカーとアーチェリーが合体融合した新感覚VRゲーム「Nock」PSVR2版の発売日が決定
2. VRハイブリッドシューター「Guardians Frontline」大型無料アップデート配信
3. ゾンビをいっぱい撃てるVRFPS「デスホライズン: リーロード」PCVR版が発売
4. 隣人ホラー「Hello Neighbor: Search and Rescue」VR版発売日が5月26日に決定
5. VRジグソーパズル「パズリングプレイス」マルチプレイ機能追加は2023年末を予定
6. 正義と悪が逆転したVRアクション「No More Rainbows」発売日が6月2日に決定

サッカーとアーチェリーが合体融合した新感覚VRゲーム「Nock」PSVR2版の発売日が決定

PlayStation VR(PSVR2)向け新作VRゲーム「Nock:Bow + Arrow Soccer」の発売日が5月25日に決定しました。

「Nock:Bow + Arrow Soccer」はサッカーとアーチェリーを合体融合させた新感覚のVRアクションスポーツゲーム。プレイヤーはアリーナを駆け回りながら弓矢を撃ってボールを運びつつ、相手ゴールへと叩き込むことを目指します。

元は2022年3月より、Meta Quest 2(Quest Pro)向けに販売されている同名タイトルの移植。PSVR2版ではSenseコントローラのハプティックフィードバック対応に伴う操作感のパワーアップに加え、常時90Hz動作によるゲーム体験の向上が図られています。また、観戦用の新しいカメラオプションも追加されたほか、複数のスキンを含むシーズンパスが購入時に同梱されるとのことです。

(参考)UploadVR

VRハイブリッドシューター「Guardians Frontline」大型無料アップデート配信

SteamMeta Quest Storeにて販売中のVRハイブリッドシューター「Guardians Frontline」の大型無料アップデートが5月18日より、配信開始となりました。

「Vehicles & Tech Update」と称されたこのアップデートは、車両とテックツリーに焦点を当てたものとなります。具体的には新しい車両と、操縦方法の刷新を図る新技術が追加・解禁されており、戦術の幅が広がっているとのことです。

また、マルチプレイのマッチメイキングの改善、マップエディターへの新要素追加なども並行して実施されています。詳細はSteamコミュニティMeta Quest Store(Developer Post)記載のパッチノートを参照ください。

「Guardians Frontline」はリアルタイムストラテジー(RTS)とファースト・パーソン・シューター(FPS)の要素をあわせ持つ、ハイブリッドなゲームシステムを特徴としたVRシューター。謎のエネルギー源抽出を達成すべく、拠点に迫る敵の軍勢を銃火器、宇宙船、メック(ロボット)、そして建物といった地形を駆使して迎撃していきます。

(参考)UploadVRSteamコミュニティMeta Quest Store(Developer Post)

ゾンビをいっぱい撃てるVRFPS「デスホライズン: リーロード」PCVR版が発売

Meta Quest Storeで販売中のVRゾンビシューター「Death Horizon: Reloaded」(邦題:デスホライズン: リーロード)のPCVR版が5月19日より、Steamで販売開始となりました。価格は税込2,300円。日本語を含む7言語に対応しています。また、5月26日までは発売記念セールとして、15%割引の税込1,955円で販売されます。

「デスホライズン: リーロード」は、2017年にOculus Goなどで発売されたVRゾンビシューター「Death Horizon」のパワーアップ兼リメイク版。プレイヤーは特殊部隊の隊員となり、「T12ウイルス」によって爆誕したゾンビが跋扈する「ホライゾン研究所」の探索に挑みます。オリジナルの「Death Horizon」から劇的に進化したグラフィックと一新されたマップ、Touchコントローラを活用した直感的な操作スタイルを特徴としています。

2020年9月にはアップデートで日本語に対応したほか、ストーリーモードこと「キャンペーン」で最大2人までのオンライン協力プレイが可能になりました。その後も多数の新要素追加を図るアップデートが配信され、当初、ほんの僅かだった収録ゲームモードが8つにまで拡張されています。

今回のPCVR版はそれらのアップデートをすべて反映した最新バージョン。また、協力プレイはクロスプラットフォームにも対応していて、Quest版のプレイヤーとも一緒に遊べる作りになっているとのことです。

さらに開発のHorizon Lab LLPによれば今後、PlayStation VR2(PSVR2)、PICO4版も販売されるとのことです。

ソフトウェア概要

タイトル

Death Horizon: Reloaded

発売・開発元

Horizon Lab LLP

プレイ人数

1人(※オンライン:2人)

価格(税込)

2,300円

ストアページ

https://store.steampowered.com/app/1829370/Death_Horizon_Reloaded/

(参考)Steam

VR隣人ホラー「Hello Neighbor VR: Search and Rescue」発売日が5月26日に決定

VRステルス”隣人”ホラーゲーム「Hello Neighbor VR: Search and Rescue」の発売日が5月26日に決定しました。プラットフォームはPC、Meta Quest 2(Quest Pro)、PlayStation VR2(PSVR2)。Quest版はMeta Quest Storeにて事前予約の受付も開始。発売日前までの期間限定で税込2,690円の割引価格で購入可能となっています。(※通常価格は税込2,990円です)

「Hello Neighbor: Search and Rescue」は、2017年発売のステルスホラーゲーム「Hello Neighbor」シリーズのVR向け完全新作。プレイヤーは恐怖の隣人ミスター・ピーターソンの家の地下牢に閉じ込められた友人を救出すべく、ピーターソンに見つからないよう、様々な仕掛けを解き明かし、時に利用しながら内部の探索に挑みます。

プレイヤーの一挙一動を学習し、行動パターンを変化させる高度なAIを内蔵したピーターソンや、いつ襲われるか分からない状況下で繰り広げていく背筋の凍る探索パートが特徴。今回のVR版ではピーターソンの襲撃を間近で体験できるようになり、恐怖度が非VRの過去作以上になっています。また、探索は1本道ではなく、進め方次第で複雑に分岐。さらに操作対象のキャラクターは複数おり、都度切り替えてピーターソンの裏をかくという、戦術的な行動もとれるようになっています。

(参考)Steam、Meta Quest Store

VRジグソーパズル「パズリングプレイス」マルチプレイ機能追加は2023年秋を予定

先日、マルチプレイ機能追加の予告がされたVRジグソーパズル「パズリングプレイス」。そのプレイ映像並びに体験レポートが米メディアUploadVRに掲載されました。記事によれば、マルチプレイ機能の追加は2023年秋以降を予定しているとのことです。

記事に掲載された動画によれば、マルチプレイに参加できる人数は2人で、ボイスチャットでコミュニケーションを取りつつ、パズルを仕上げていくスタイルになる模様。パズルピースを取ってそのままはめ込んだり、参加しているプレイヤーに渡してお任せするといった、現実のジグソーパズルを作る時に近い、”ゆるい”ものになることが示唆されています。また、マルチプレイ時には相手の姿がアバターで表示。このアバターは本作オリジナルのもので、マスコットのような可愛らしいデザインが特徴となっています。

動画に参加している開発者のAzad Balabanian氏によれば、ネット環境が良くない場合でも問題なくプレイできることを想定し、開発しているとのこと。また、今週からクローズドベータテストも実施。最終的には秋頃の完成を目指しているとのことです。

(参考)UploadVR

正義と悪が逆転したVRアクション「No More Rainbows」発売日が6月2日に決定

近日発売が報じられていたVRアクションゲーム「No More Rainbows」の発売日が6月2日に決定しました。あわせてMeta Quest Storeではストアページも開設。Steamで販売予定のPCVR版同様、日本語には未対応とのことです。

「No More Rainbows」は全編1人称視点で展開されるステージクリア型のVRアクションゲーム。プレイヤーは主人公「ビースト」になり、故郷の暗黒の地を平和でファンシーな世界へと一変させた道化師「ビズー」と、なんか小さくてカワイイ彼の配下たちを叩きのめすため、全4エリア28に及ぶステージを攻略していきます。

手と腕で地面をひっかきながら移動する、VRゴリラ鬼ごっこゲーム「Gorilla Tag」をオマージュした操作スタイル、正義と悪が逆転したストーリーおよび世界観が特徴。往年の名作アクションゲームに影響を受けた小ネタも豊富なほか、精密なアクションが試される場面など、熟練のプレイヤーを唸らせる要素も取り揃えられています。

なお、本作は無料のベータ版がMeta Quest Store(App Lab)にて配信されていましたが、5月2日をもって終了となっています。

(参考)UploadVR、Meta Quest Store


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