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VRゲーム・アプリ 2022.09.18

恐竜たちを狩るVRハンティングアクション発表―今週の気になるVRゲームニュースまとめ(9月11日~9月17日)

「気になるVRゲームニュースまとめ」では、一週間の内に報じられたVRゲーム関連ニュースの中から気になる新作、アップデート情報などをまとめてお届けします。今回は9月11日~9月17日の関連ニュースが対象です。

目次

1. エルフの暗殺者となり、オークの軍勢を迎撃する「Elven Assassin」発売
2. 戦慄のVR”恐竜”ハンティングアクション「Primal Hunt」発表
3. 膨大な武器とカードゲーム風のモードが特徴のVR決闘ゲーム「Divine Duel」発表
4. VRローグライク「Ancient Dungeon」Quest版が公式アプリに昇格
5. PSVR2版「デメオ: ダンジョン アドベンチャー」はアイトラッキング機能、クロスプレイに対応

エルフの暗殺者となり、オークの軍勢を迎撃する「Elven Assassin」発売

新作VRゲーム「Elven Assassin」が9月14日より、Steamで販売開始となりました。価格は税込2,050円。対応ヘッドセットはValve Index、HTC Vive、Oculus Rift(Rift S)、Windows Mixed Realityとなります。日本語には未対応です。

「Elven Assassin」はその名の通りエルフの暗殺者を主人公に据えたVRゲームです。ジャンルは主人公の設定からステルスアクションが想像されるところですが、実際は拠点防衛を題材にしたVRアクションゲーム。街を破壊せんとするオークの軍勢を弓矢で迎撃していきます。やることは単純ながら、敵対するオークの行動は狡猾で、弓矢を避けるために家に身を隠したり、素早く動いたりと難易度は高め。正確な射撃と相手の動きを先読みする判断が試されます。

本編は最大4人まで参加可能なオンライン対応の協力型マルチプレイにも対応。さらに協力型とは別にそれぞれの拠点に立ち、弓矢の撃ち合いをする一風変わった対戦型マルチプレイも用意されています。

また、9月22日午前2時頃までは発売記念セールとして、30%割引の税込1,435円で販売されます。

ソフトウェア概要

タイトル

Elven Assassin

発売・開発元

Wenkly Studio Sp. z o.o.

対応ヘッドセット

Valve Index、HTC Vive、Oculus Rift(Rift S)、Windows Mixed Reality

プレイ人数

1人(※オンライン時:2~4人)

価格(税込)

2,050円(Steam

(参考)Steam

戦慄のVR”恐竜”ハンティングアクション「Primal Hunt」発表

新作VRゲーム「Primal Hunt」が発表されました。Meta Quest 2、PC(Steam)、Picoヘッドセット向けに2023年発売予定です。

「Primal Hunt」はどう猛な恐竜たちが徘徊する世界を舞台にしたVRハンティングアクションゲーム。プレイヤーはフィールド内のどこかに潜む恐竜を探し出し、多彩な武器を駆使して彼らとの(文字通り)決死の戦いに挑みます。本稿執筆時点の情報によれば、ティラノサウルス、トリケラトプス、そしてラプトルといった恐竜たちが登場するとのこと。

また、本編には様々なタスク(課題)があり、それらを攻略することで扱える武器のバリエーションを拡張できるようです。武器は初期装備であることが示唆されている弓矢のほか、カービンマシンガン、ロケットランチャーと言った現代的なものも用意。開発のPhaser Lock Interactiveによれば、このような武器も用意しているのは、同じく恐竜たちとの戦闘があるFPS「Turok」(※邦題「時空戦士テュロック」、「バイオレンスキラー」など)に影響を受けているためであるようです。

また、本編は協力型マルチプレイにも対応しており、年内にはそのクローズドベータテストも実施予定。詳細は追って発表されるとのことです。

(参考)Road to VR

膨大な武器とカードゲーム風のモードが特徴のVR決闘ゲーム「Divine Duel」発表

新作VRゲーム「Divine Duel」が発表されました。PC(Steam)、Meta Questプラットフォーム向けに2022年後半発売予定とのことです。

「Divine Duel」はアリーナ上で対戦相手との一騎打ちに挑むVR決闘アクションゲーム。最大の特徴は、その超自然的な世界観とキャラクターたちのイメージを半ば無視した膨大極まりない武器。呪文、杖に限らず、剣に弓、果ては拳銃と言ったものが40種類以上登場するとのことです。また、武器は組み合わせて使うこともでき、それによっては破天荒な攻撃が繰り出されたりも。

ゲームモードもスタンダードな(しかし、武器のラインナップ的にそうとも言いがたい)決闘を楽しめる「デュエル」以外に「ドラフト」なるものを収録。開発のImmersion Gamesによれば、カードゲームに着想を得たモードで、ランダムで選ばれた武器から装備セット(カードゲームで言うデッキ)を作成して、戦闘に臨むようです。また、この時にセットから漏れた武器は相手に譲り渡す形になるとのこと。それもあって、何を渡したか次第で相手が有利に立つなど、不測の事態も発生しやすいバランスになっているようです。

(参考)UploadVR

VRローグライク「Ancient Dungeon」Quest版が公式アプリに昇格

Meta Quest Store(App Lab)にて無料のベータ版が配信されていたVRゲーム「Ancient Dungeon」が公式アプリとして、9月16日より販売開始となりました。価格は税込2,208円。Steamで販売中のPC向けVR版と同様、早期アクセス仕様となります。

「Ancient Dungeon」(Ancient Dungeon VR)は個人開発者Eric Thullen氏制作によるVRランダムダンジョンRPG(ローグライク)。プレイヤーは探索のたびに地形が変化する迷宮へと潜り、左右の手に装備した武器で敵と戦ったり、アイテムを回収したりしながら最深部への到達を目指します。

ローグライクらしく、途中で力尽きれば迷宮の入口からやり直しになってしまいますが、探索を通して解禁したスキルなどはリセットされずに永続。繰り返し挑み続けることで、次第に攻略しやすくなっていくという、人気インディーゲーム「Dead Cells」を意識したゲームデザインを特徴としています。

「マインクラフト」のようなボクセル調で統一されたグラフィック、攻撃が命中すると物理法則に則って吹っ飛ぶ敵の仰々しいリアクションも見所です。

ソフトウェア概要

タイトル

Ancient Dungeon

発売・開発元

ErThu

対応ヘッドセット

Meta Quest(Quest 2)

プレイ人数

1人

価格(税込)

2,208円(Meta Quest Store

(参考)Meta Quest Store

PSVR2版「デメオ: ダンジョン アドベンチャー」はアイトラッキング機能、クロスプレイに対応

9月14日放送のソニーインタラクティブエンタテインメント(SIE)の動画配信番組「State of Play」にて発表された、PlayStation VR2(PSVR2)版「デメオ: ダンジョン アドベンチャー」。放送後、更新された海外PlayStation Blogにて、本作がPSVR2のアイトラッキング機能に対応することが発表されました。また、先行販売中の他機種版(PCMeta Quest)のプレイヤーとマルチプレイが楽しめるクロスプレイにも対応するとのことです。

PlayStation Blog記載の情報によれば、アイトラッキングはメニュー選択にて用いるとのこと。瞬きをするだけでカードを始め、各種項目の選択をテンポよくできるようです。また、開発のResolution Gamesによれば、本作は非VRでのプレイにも対応。それを踏まえてグラフィック全般も新たなシェーダーを用いて再設計し直しているようです。

VR側もグラフィック全般は作り直しているようで、全体的に非VRプレイ時とそん色のないクオリティを実現しているとのこと。
また、VRプレイ時は120Hzのリフレッシュレートでも動作するようです。

(参考)UploadVRPlayStation Blog(※海外)


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