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VRChat 2023.08.23

Vket2023Summerどうだった?VRChat会場で街頭インタビューしてみた!

※本記事は「バーチャルライフマガジン」に2023年7月31日に掲載された記事の二次掲載です。

7月30日(日)でバーチャルマーケット2023 Summerの全イベントが終了しました!
みなさんはどのように楽しまれましたか?
Vketリアルも開催され、いつものVR空間だけではなく、現実世界でも楽しまれた方も多かったのではないでしょうか。また、今回初めて参加した方もいらっしゃると思います。

今回、バーチャルマーケット(Vket)の各会場で街頭インタビュー企画を実施して、Vketを楽しんでいるユーザーのみなさんに、今回のVketの感想などを聴きました!

それでは早速行ってみましょう~!

目次

1. パラリアルラスベガスでは今回がVketデビューのお2人に突撃!
2. パラリアル福岡ではまさかの再会!?
3. あのポータルワールドの作者さんにお話を聞いたパラリアル秋葉原
4. Vket弾丸ツアー中の方にお話を聞いたスターシップオーケストラ
5. 境界線のハイロシティ えっ、こんな話聞いていいんですか!?
6. さいごに

パラリアルラスベガスでは今回がVketデビューのお2人に突撃!

最初のインタビューはパラリアルラスベガス。
ゴージャスな空間に遊びどころ満載の企業ブースが盛りだくさんのこのワールドでインタビューに協力してくれたのは、りょくちゃneetさんといちや_ICHIYAさん。


(写真左:りょくちゃneetさん、写真右:いちや_ICHIYAさん)

やまびこ:
VRChat歴と始めたきっかけを教えてください!

いちや_ICHIYAさん:
私は今年の2月から始めました!
別ゲームのDiscordサーバーにいる人が、VRChatでフルトラのめちゃくちゃかわいいムーブをしていて、それを見て面白そうだと思ってVRChatを始めました。はじめはデスクトップ勢でしたが、気が付いたらHMDがそこに落ちていました(笑)

りょくちゃneetさん:
僕は今年の4月からですね!
もともとVketのことが気になっていて、Vketに参加したくてVRChatを始めました!

やまびこ:
ということは、リアルタイムでVket参加するのはお2人ともはじめてということですね!
これまで見てきた中でこのブース面白かったとか、印象に残ったところとかありますか?

りょくちゃneetさん:
企業ブースだと、このワールドにあるパチスロ打てるところ(ユニバーサルエンターテインメントのブース)が良かったです。ポチポチするの好きなのでww

いちや_ICHIYAさん:
ギャンブラーだww

私はそうですね、印象に残っているのは、Canonのウォールアートに入り込んだ写真を一杯取れるところが楽しかったですね。残せるのが良かったです。

やまびこ:
今回のVketで戦利品や気になったものはありますか?

りょくちゃneetさん:
気になったアバターはありますね。この子とか。


(ミルクサーバーを背負った牛の女の子「原初のアウラ」ちゃん

いちや_ICHIYAさん:
私はこの子かわいいなって思いました!


(宇宙SFな雰囲気の女の子「ミュオン」ちゃん

やまびこ:
ご協力ありがとうございました!
最後の質問ですが、バーチャルライフマガジンって知ってますか?
集会場ワールドなどに壁新聞が貼ってあったりするんですけど……

りょくちゃneetさん:
名前は知らなかったけど、壁新聞は読んだことあります!

いちや_ICHIYAさん:
壁新聞は面白いのでいつも見てます!

やまびこ:
いつもありがとうございます!

パラリアル福岡ではまさかの再会!?

福岡のご当地要素盛りだくさん!なパラリアル福岡でインタビューに応じてくれたのはくぃう(Quiu)さんとAmasakiさん!


(写真左:くぃう(Quiu)さん、写真右:Amasakiさん)

やまびこ:
VRChat歴と始めたきっかけを教えてください!

Amasakiさん:
VRChat歴は2年くらいかな……?きっかけはDiscordのサーバーに集まっていた周りの人たちが軒並みVRChatを始めたので私も始めた感じですね。

くぃう(Quiu)さん:
私は3~4年くらいかな。私も友達がVRChatに旅立ち始めたのでその流れでって感じです。

やまびこ:
じゃあお2人ともかなりのベテランですね!今回のVketで印象に残ったところはありましたか?

Amasakiさん:
今回は企業ワールド系は全部見ましたが、どのブースもきらびやかだなって思いました。

くぃう(Quiu)さん:
今回に限らず企業ブースの発想が斬新でいつも楽しませてもらってますね。

やまびこ:
今回のVketの戦利品はありますか?

くぃう(Quiu)さん:
キオクシアのブースでSSDの3Dモデルをダウンロードしましたね。

Amasakiさん:
GUILTY GEARのアバター衣装(「メイ」衣装フルセット(GUILTY GEAR -STRIVE-/ギルティギア))を買ってアバターに着せました!


(色を変えているので灰島ちゃんにピッタリ!(右))

やまびこ:
すごい!色改変もして灰島ちゃんにめっちゃ似合ってる!!かわいい~!

最後の質問なんですが、バーチャルライフマガジンってご存じですか?

くぃう(Quiu)さん:
知ってます!以前「OneRoomMaker」っていうワールド制作のイベントレポート記事で私のワールドを紹介してもらったので、その時に読ませてもらいました。

やまびこ:
実はその記事書いたの私です。

【参考】応募総数121!VRChatワールド制作イベント「OneRoomMaker」参加してみた!(バーチャルライフマガジン)

くぃう(Quiu)さん:
え、そうなんですか!?紹介いただいてありがとうございます!?
その時は「うみぞら」ってワールドを制作しました。普段もワールドを作ったりしています。

やまびこ:
イベント後のワールド巡り会で「うみぞら」を訪れていたので、その時にくぃうさんとはお会いしていたみたいですね~

くぃう(Quiu)さん:
じゃあご無沙汰しておりますって感じですね(笑)

くぃう(Quiu)さんのワールド「うみぞら」へはこちらから!

https://vrchat.com/home/world/wrld_501988ef-2167-4675-9984-e90eae93c1cd

あのポータルワールドの作者さんにお話を聞いたパラリアル秋葉原

続いてはパラリアル秋葉原に移動。何度かVketの会場となっていますが、今回はちょっと違う雰囲気。ワールド入口付近にいたUMIUSIOさんにお話を伺いました!


(写真:UMIUSIOさん)

やまびこ:
ご協力ありがとうございます!UMIUSIOさんがVRChatを始めたのはいつ頃ですか?

UMIUSIOさん:
大体5年くらい?
もともとねこますさん坪倉さんの活動を追いかけていました。坪倉さんが『おうち de VTuber』っていう配信をやっていて、そこでVRChatでVtuber的なことができるよって話をしていて、そこからそういう界隈があって楽しそうにしてるなっていうのを知ったのがきっかけですね。

やまびこ:
今回のVketでここ良かったよ~みたいなところありますか?

UMIUSIOさん:
Vketリアルの開催にびっくりしましたね。あとは、Questワールドめっちゃ増えましたね。Questユーザーさんでも楽しめるようになっているのは結構いいかなって思いました。

あとこれいいよね。めっちゃ好き。


(パーティクル完全に理解したといいつつ、マテリアルエラーになっているという、ワールドに仕込まれた小ネタ。)

やまびこ:
今回のVketの戦利品はありますか?

UMIUSIOさん:
Vket公式から無料配布されている操縦席([Vket2023Summer]操縦席 – Starship Orchestra)が気になりましたね。
あとPoppin’ Splashの水鉄砲([Vket2023Summer]水鉄砲 -Poppin’ Splash)とかも無料配布されているのでダウンロードしようかなって思いました。

やまびこ:
最後に一言お願いします!

UMIUSIOさん:
ウシヲポートに来たらVRChatの楽しい情報がいっぱい手に入るので来てね!

やまびこ:
ウシヲポートはいろいろなワールドのポータルや、いろんなイベントなどのポスターがあっていつもお世話になっています!!!
ありがとうございました!

ウシヲポートはこちらから!

https://vrchat.com/home/world/wrld_3d12fbc0-c470-4e97-9191-3cf3aeba8832

【参考】Oculus Questを買ったら『クエストトビラ』でVRChatのワールド巡りしよっ!(バーチャルライフマガジン)

Vket弾丸ツアー中の方にお話を聞いたスターシップオーケストラ


(写真:Siraumeさん)

宇宙から惑星に着陸するところから始まる一般出展ワールド『スターシップオーケストラ フォトン』でインタビューに協力してくれたのはSiraumeさん。

やまびこ:
ご協力ありがとうございます!SiraumeさんはVRChatを始めてどれくらいですか?

Siraumeさん:
たぶん2年くらいになるんじゃないですかね~
Vtuberが全身3Dモデルで動いているのを見たりして、VRでフルトラがすごく楽しそうだったんので、なかでも一番有名なVRChatを始めてみようかなっていうのがきっかけですね。

やまびこ:
今回のVketで印象に残ったところはありますか?

Siraumeさん:
実は今回のVketはここのワールドが初めてで、これから見て回るところなんです。

やまびこ:
Vketもうすぐ終わっちゃうので急がないとですね!

ちなみにバーチャルライフマガジンってご存じですか?

Siraumeさん:
知ってます~何度か読んだことありますよ~

壁新聞は読んだことなかったので見かけたら読んでみたいと思います。

やまびこ:
集会所ワールドやお家系ワールドに壁新聞が飾ってあったりするので見かけたらぜひ読んでみてもらえると嬉しいです!中身は毎週かわります。

ご協力ありがとうございました。最後に宣伝等あれば!

Siraumeさん:
自分が主催者ではないんですが、毎週月曜日に『PSY APPLE』(サイナポー)っていうサイケデリックトランスのDJイベントがあって、時々DJをやっているので遊びに来てくれると嬉しいです~

境界線のハイロシティ えっ、こんな話聞いていいんですか!?

最後は一般出展ワールド『境界線のハイロシティ サイドヒーロー』でインタビューしていきます!


(インタビューに答えてくれたももさん)

やまびこ:
こんばんは!バーチャルライフマガジンというWebマガジンですが、インタビューよろしいでしょうか?

ももさん:
大丈夫ですよ!あ、でも私制作スタッフですけど大丈夫ですか?

やまびこ:
え!?そうなんですか!全く存じ上げずに声をかけてしまってすみません……ちなみに何を担当されたんですか?

ももさん:
ここ『境界線のハイロシティ』の空間や導線の設計を担当しています。


(エントランスのスタッフリストより。)

やまびこ:
うわーーーーすごい!ぜひお話を聞かせてください!

いつごろからスタッフをされているんですか?

ももさん:
もともとVket3から出展をしていて、スタッフをやってみたいと思いVket5(2020年12月~2021年1月)からスタッフを始めました。

やまびこ:
Vket5は私が初めて参加したVketなのでこれがVRか……という感じで一番思い出に残っていますね。ももさんがVRChatを始めたきっかけって何ですか?

ももさん:
VRChatを始めたのはちょうど初回のVketが行われたころなので5年前くらいかな?
Twitterで好きな絵師さんがモデリングを始めたというのを見て、私もモデリングに興味を持っていたのですが、その絵師さんがVRChatを始めたというのを見て面白そうだと思ったのがきっかけです。

やまびこ:
今回の空間設計というのは、具体的にどのようなお仕事をされているんですか?

ももさん:
最初にワールドのおおまかなラフモデリングを行って、どこにどんな建物を置くかを設計します。
それを制作チームで共有しながら見え方やどんな体験ができるか、ワールドを見ていく上でのリズム感などを詰めていって、ある程度出来上がったらワールドモデラ―さんに整えてもらうお仕事です。

やまびこ:
ワールドを設計していく中でこだわった部分はありますか?

ももさん:
ハイロシティでいうと、(サイドヒーローとサイドヴィランでそれぞれ)一番最初に来場者がヒーローになるか、ヴィランになるかの決断を迫られるシーンがあります。
そこでヒーローを選んだ方は、この街を守るという選択をしたことになるので、「守ると決めたこの街に飛び込め!」という感じで、思い切って街に飛び込むという演出にしました。
飛び降りることが苦手な方のために非常階段もつけていて、そちらから下に降りることができるようにもしています。


(サイドヒーローでヒーローになるか参加者が選ぶシーン)


(街へ飛び降りるところ。右側の階段からも下に降りることができるようになっている。)


(サイドヒーローでヒーローになるか参加者が選ぶシーン)

ももさん:
後は所々で見せたかったのが、橋の下ってかっこいいよねっていうこととか、ここで視界が開けて悪い奴が沢山いると楽しいよねとか。

それから、ヒーロー映画とかでもよくある長い階段がありますが、ヴィランの方だと特にかっこいい写真映えするのかなと思います。

あとは、街の展開として、グラフィティの多いエリアからきれいなエリアに少しずつ街並みが移り変わっていくところは思い入れを持って設計しています。

この辺りはワールドモデラ―のじぷしさんと、こういうところが来場者さん喜んでもらえそうだよね~とか相談しながら作成しました。


(最初にくぐる橋の下)


(前半のグラフィティが広がるダウンタウンのようなエリア)


(長い階段)


(きれいな街並みが広がる階段の上。)

やまびこ:
なかなか制作スタッフの方の想いを聞ける機会ってないので、よりワールドに対する解像度が上がる貴重なお話を聞けました!

お忙しいところありがとうございました!

さいごに

この企画ではパブリックインスタンスでその場にいた方に突撃インタビューを行い、Vket歴も様々な方にお話を伺うことができました。
中にはスタッフと知らずに声をかけて制作裏話も聞けたり、以前参加レポートを書いたイベントにご一緒していた方とお話しできたりと、一期一会を強く感じたインタビューだったなって思います。

インタビューにご協力いただいた7名の皆さん、本当にご協力ありがとうございました!


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