6月6日、ドイツの大手光学機器メーカーであるZEISSは「Apple Vision Pro」専用の視力補正アクセサリを発表しました。
（出所：ZEISS。以下、画像の引用元は同じ）
2024年初めに発売、価格は未定
ZEISSが発表したのは「ZEISS Optical Inserts for Apple Vision Pro」と呼ばれる”視力補正アクセサリ”です。
6月6日にAppleから発表された空間コンピュータ「Apple Vision Pro」は、現実空間上にディスプレイやバーチャル情報を表示するパススルー型MRデバイス。ZEISS公式サイトによると、ZEISSはAppleの協力のもと「Apple Vision Pro」に特化した矯正視力向けの補正レンズを開発したようです。
発売時期は「Apple Vision Pro」の米国発売と同じ2024年初めを予定しています。価格は本記事執筆時点で明らかになっていません。
なお公式サイトでは、「ZEISS Optical Inserts for Apple Vision Pro」の最新情報が提供されるメルマガ登録フォームが案内されています。
Meta Quest Proの補正レンズも手がける企業
ZEISSは1846年創業、ドイツの大手光学機器メーカーグループです。日本では、カールツァイス株式会社(Carl Zeiss Co., Ltd.)として、光学・医学用機器の輸入販売等を手掛けています。2023年3月には、スマートレンズ開発の独スタートアップであるTooz Technologiesを買収しました。
ZEISSは「Meta Quest Pro」や「PlayStation VR 2」、「Valve Index」など主要メーカーのVRヘッドセット向けの視力矯正レンズを販売しています。なお、日本国内からはTwoSight GmbHが運営するオンラインストア・VR opticianにて、ZEISS開発アクセサリを購入可能です。
（参考）ZEISS
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