Home » 「ぶいすぽっ!」運営会社がviviONの誹謗中傷対策委員会と連携 “あらゆる業界”の誹謗中傷撲滅を目指す


VTuber 2023.11.02

「ぶいすぽっ!」運営会社がviviONの誹謗中傷対策委員会と連携 “あらゆる業界”の誹謗中傷撲滅を目指す

VTuberグループぶいすぽっ!を運営する株式会社バーチャルエンターテイメントが、株式会社viviONの誹謗中傷対策委員会と連携したことを発表しました。

バーチャルエンターテイメントが連携したviviONは、VTuberグループ「あおぎり高校」の運営を手掛けるほか、「DLsite」を運営する株式会社エイシスなどを傘下に持つ会社です。

今回、viviONが誹謗中傷対策委員会を設置するにあたり、これまで蓄積してきた誹謗中傷行為に関する対策のノウハウを共有・伝達し、所属VTuber・クリエイターや従業員への攻撃的行為への対策をしていくとのこと。VTuber業界はもとより、あらゆる業界における誹謗中傷行為の撲滅を究極の目的としていくと明かしています。

バーチャルエンターテイメントでは、2021年10月に誹謗中傷対策委員会を設置。対策委員会の活動により、2021年12月から2023年3月までの期間で144件に対応したと公表しています。

以前よりVTuberへの誹謗中傷が問題となっていましたが、各社が対応に乗り出すだけでなく、クリエイター全体への誹謗中傷対策に乗り出す動きへと発展しています。大手VTuber事務所「にじさんじ」「ホロライブプロダクション」を運営するANYCOLOR株式会社カバー株式会社は、2022年12月に誹謗中傷対策を強化する共同声明を発表。さらに「誹謗中傷対策検討会」に参画し、GoogleやYouTuber事務所「UUUM」などと共に啓発活動を開始しました。

10月にはVTuber事務所に悪質な脅迫文が届く事例が相次ぐなど、対策が急務となっています。業界の垣根を超えた連携により、問題へのさらなる解決に結びつくことを期待します。

(参考)プレスリリース


VR/AR/VTuber専門メディア「Mogura」が今注目するキーワード