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メタバース 2023.12.31

バーチャルクリエイター24名のコメントが集合 2023の思い出と2024年の目標は?

本記事では2023年も活躍したバーチャルクリエイターの方々にアンケートを実施。「Q1:2023年のご自身の活動を振り返って、印象的だった出来事など」と「Q2:2024年にやってみたいこと、抱負、読者へのメッセージ」の2つの質問に回答していただきました。

amaneko

Q1:2023年のご自身の活動を振り返って、印象的だった出来事など

5月に東京恵比寿で個展『偽物の写真展』を開催したことが思い出深いですね。バーチャルフォトグラファーではなく、1人のフォトグラファーとして歩み始めた一歩目だったと思います。

11月にはRaindance immersiveが開催され、日本ユーザーのコンテンツが多くノミネートされたこと。AMOKAやVR JAPAN TOURSの皆様を含め、沢山のコミュニティ、クリエイター、ダンサー達と関わり、写真として記録することが出来たのは、フォトグラファーとして価値のある活動が出来たような気がします。

その他、多くのライブや出来事に立ち会ってきた2023年だったので、この記録がなくならないように大切に保存していきたいですね。

Q2:2024年にやってみたいこと、抱負、読者へのメッセージ

「写真を通じてバーチャルとフィジカルを繋げる」という僕の活動方針は変わらず、2023年よりも少しだけ規模の大きいことが出来たらと思います。

フォトグラファーとして向き合っていきたいことは、VRChatで行われているイベントやライブの写真を展示する方法を模索したいですね。展示するとなると写真は作品として扱われるので、権利関係を明確にしないとトラブルになりかねない。一方でバーチャルにおける熱量、魅力、歴史を知ってもらうには凄く重要なファクターだと思ってます。ここをクリアして展示することができたら、よりバーチャルとフィジカルがつながっていくような気がするので頑張っていきます。

最後に宣伝になりますが、最近VRC Groupを立ち上げました。私が制作した写真展示ワールドでの在廊イベントのお知らせや、展示写真の入れ替えのお知らせをこちらで行っていきます。ご興味のある方は『AMACAT.7328』にご参加ください。いつでもお待ちしております。

X:https://twitter.com/amaneko_VRC

AMOKA

Q1:2023年のご自身の活動を振り返って、印象的だった出来事など

2023年のAMOKAはいつもとは違う年になりました。
VRでの活動を行うなかで、VR業界がさらに発展してきているのを強く感じています。
それに伴って、メンバーそれぞれが「音楽」以外の活動をVR内で行うことが多い1年になったと思っています。
また、日本のVR文化が海外にも注目され、英国最大級の映画祭「Raindance Immesive 2023」では様々な日本のクリエイターさんがノミネートされることとなり、ありがたいことにAMOKAも2部門でノミネートされました。
自分たちの活動が国を超え、アートとして評価いただいていることを嬉しく感じると共に、今後もこの世界で何ができるのか、どんな自分たちでありたいかを改めて考えさせられました。

Q2:2024年にやってみたいこと、抱負、読者へのメッセージ

バーチャルの世界では簡単に海を越えてコミュニケーションができます。
せっかく国を超えて沢山の人に会えるVRの世界で生きているので、もっともっと沢山の人の前でパフォーマンスして色々な国の人と触れあいたいですね。
音楽は言葉がなくても国を問わず楽しめるものなので、AMOKAの音楽もそのハードルをぐっと下げられることを目指します!
とはいえ、MCや歌詞で伝えたいことも沢山あるので、そういったところも楽しみながら学んでいきたいですね。

2023年、AMOKAの活動を見守ってくれた皆様、そして今この記事を読んでくださっているあなた!
今年も皆様からたくさんのパワーをいただきました。本当にありがとうございます。
2024年のAMOKAも、引き続きよろしくお願いいたします!!

X:https://twitter.com/AMOKA_info

イトッポイド

Q1:2023年のご自身の活動を振り返って、印象的だった出来事など

2023年は、「VTuberやバーチャルの”外側”にいるみなさま」からのご相談が爆発的に増えた1年でした。バーチャルをキーワードにした観光コンテンツ、3Dモデルを活用したアトラクション開発、マスコットキャラやバーチャルヒューマンといった自社オリジナル企画などなど……。そして何より、VTuberタレントさんたちを起用した番組&広告コンテンツの制作も。年の後半になるごとに盛り上がってきているのを感じるので、まさに今この瞬間、Vの世界は何度目かの過渡期を迎えつつあるのだと実感しています。
ちなみに年末は、なんとバーチャル筋トレメニューの監修に従事していました。シンギュラリティは筋肉で迎え撃つ。みなさん、筋肉はいつだって”リアル”です。

そして、番組初期からお手伝いさせていただいているガリベンガーVは、ありがたいことに2024年1月で番組5周年を迎えます。みなさんは5年前何歳でしたか?(突然の現実)いっしょに年、取ろうね…。全国放送からの深夜凱旋、VTuberの存在をお茶の間に轟かせ続けるご長寿番組ガリベンガーV、ぜひ引き続きご注目ください!TVerもよろしくね!

Q2:2024年にやってみたいこと、抱負、読者へのメッセージ

みなさんの応援のおかげで、番組ファンクラブの私立ガリベン大学は創立3周年を迎えました。イトウDの生配信MC出演も皆勤賞で百数十回越え。引き続きバラエティ番組というステージで、VTuberのみなさんの魅力をもっと引き出せるよう尽力して参ります!
(ちなみに、MC目線で見たVTuberさんのここがすごい!は、夏コミ&冬コミ合わせの同人誌に2冊に分けてまとめています。VTuberさんをいっぱいほめたい…!という気持ちを詰め込みましたので、興味のある方はぜひご覧ください。)

2024年は、こっそり「個人V」のシーンに注目しています。
今やVTuberは、事務所所属のアイドルもアリ、ストリーマーもアリ、企業の版権IP的な存在もアリ。世の中的にも「VTuberさんという存在が、いろんなお仕事で大活躍している!」という認知が広がっている素晴らしい時代です。そんな世の中だからこそ、純粋に興味関心や趣味の赴くままのライフワークをバーチャルの姿でアウトプットする個人Vのシーンに、「すきものども集まりて」なインターネットのピュアな楽しさの気配を感じざるを得ないのです。イトッポイドも個人Vとして、2024年はいっぱい楽しいことするぞー!遊びのお誘い、お待ちしてます!

X:https://twitter.com/itopoid

3k4b0

Q1:2023年のご自身の活動を振り返って、印象的だった出来事など

2023年も様々なタイプの企画や制作に携わらせていただきました。
「SANRIO Virtual Festival 2023 in Sanrio Puroland」にて公開されたVRパレード「Musical Treasure Hunt」や「G-SHOCK STORE IN VRCHAT : CASIO G-SHOCK」の制作。
GHOSTCLUBでは「CAPSULE LIVE in VRChat -メトロパルス- AFTER PARTY in GHOSTCLUB」の開催や、chlomaさんとのコラボウェアの制作。
また、花譜さんとMondo Grossoさんのコラボ楽曲「わたしの声」のRemixの制作についても印象に残っています。
“Director”と名乗り始めてから、結構時間が経ってしまったような、まだまだ全然経っていないような、そんな日々ですが、こうして様々な機会に恵まれている状況には感謝しかありません。本当にありがとうございます。

Q2:2024年にやってみたいこと、抱負、読者へのメッセージ

自主制作と所謂“お仕事”の両立は相変わらず難しく、もがきながら日々を過ごしていますが、やはりもがいていないと先にも進めなければ、気づきを得ることもできないのだなと実感しています。この調子で来年も面白くて変なことを、自主制作、お仕事共にもがきながらもやっていきます。現在も様々を鋭意製作中ですので、どうぞ来年の活動も楽しみにお待ちいただけますと幸いです。

X:https://twitter.com/3k4b0

キノピオPro

Q1:2023年のご自身の活動を振り返って、印象的だった出来事など

2022年の「ロマンスの神様」を機に、たくさんの機会をいただけるようになり、
ここ一年で今までにないほど劇的な生活へと変わりました。
Vketで出典している企業様からの生配信への出演依頼や、ブース紹介のPR案件、
複数個人の方から有償での動画作成依頼をお受けするなど、数年前では信じられないような事ばかり起きております。
「特に印象的だったのはどれか?」と聞かれても一つには絞れぬほどに、すべてが印象深く大きな出来事でした。
そんな素晴らしい経験がここ1年で立て続けに起きるのは、応援し評価してくださっている皆様のおかげと日々感じております。

Q2:2024年にやってみたいこと、抱負、読者へのメッセージ

今後の一番の目標は、「Vtuberとして」安定した活動ができるようにすることです。
こんちゃんの姿とは別に、Vtuber活動を2023年1月から始めているのですが、
こちらはあまり活発に活動できていないこともあり、良い調子とは言えない状況です。
とはいえ、こんちゃんの動画も作り始めてから「ロマンスの神様」までに3年弱かかっているので、
こちらもまだまだこれからではあるんですけどね。
そんな状態ですので、2024年は今よりもっと、Vtuber方面の活動まで充実させようと思います!

X:https://twitter.com/lears_VR/

コバぽこ

Q1:2023年のご自身の活動を振り返って、印象的だった出来事など

2023年は前年に比べてさらに沢山の人と交流でき、今年から依頼を募集したこともあり様々なイベントに参加させていただきました。
イベントのポスター撮影、新モデルお披露目時の写真などなど、今までは自分のためだけに使っていた技術を沢山の人に共有できて大変嬉しかったです!
そして新しい改変、撮影方法、3Dモデル制作やワールド制作など新しい挑戦も多い1年となりました。

Q2:2024年にやってみたいこと、抱負、読者へのメッセージ

来年はもっともっと新しい改変と3Dモデル作成をして、撮影以外にも色んな方面で技術を伸ばしていきたいです。
沢山の方に私を認知して頂きましたが、それを感じ義務的にならず、まずは自分が楽しむことを最優先にこの世界を楽しんでいきたいと思います!
と、同時に少しずつ受けていた依頼を拡大しもっと沢山の人に技術を提供していきたいと思います!

X:https://twitter.com/Koba_Poko3

3Marco

Q1:2023年のご自身の活動を振り返って、印象的だった出来事など

2023年は自分も主催に関わっている「ぶいちゃおふぱ!」など、VR関係のイベントをリアルで開催する機会がとても多かったのが印象的です!
また3MarcoP(プロデューサー)が、リアルイベントの時にVRの事を説明すると去年より知っていてくれたり興味を持ってくれる方が増えたように感じました。
他にもVTuberロボットに搭乗し接客をしたり、YouTuberさんとイベントを開催したりと、新しい試みもたくさんできたのも記憶に残っております!

Q2:2024年にやってみたいこと、抱負、読者へのメッセージ

来年は特に海外へDJプレイの発信に力を入れようと思っています!国内ではリアルの現場でDJする事が増えたのは先程述べたとおりなので、もし海外現地に行ってVR関係のイベントなどに出演できたら最高ですね!
もちろんVR内での活動も頑張っていこうと思います。クラブイベント、店舗系イベントもどんどん増えてきてるので、色んな場所で活躍していきたいです。
授乳カフェで子供音楽DJや道頓堀で大阪ソングDJもプレイしましたので、まさかこのイベントにDJが!?みたいなコラボも増やせればと思います。是非ご相談ください!
最後に私を応援してくれている皆さんいつもありがとうございます!まだまだ進化していく3Marcoにご期待ください!

X:https://twitter.com/3Marco_VRChat

しおまる

Q1:2023年のご自身の活動を振り返って、印象的だった出来事など

今年もたくさん素敵なお洋服が着られて楽しい1年になりましたし、バーチャルファッションがより盛り上がったとも感じる1年でした。
改変文化をファッションとして発信し、学びながら自分なりのスタイルを模索する、そんな姿を見つけてくださる方がいてたくさんの素敵なご縁に恵まれたと思います。
中でもアパレル企業のアンバサダーやバーチャルブランドのモデルとして、宣伝のお手伝いをする機会を多く頂けたことは自分の成長にも繋がりました。
大好きなファッションを通してたくさんの方と交流を持てたことを嬉しく思います。

Q2:2024年にやってみたいこと、抱負、読者へのメッセージ

私にとってバーチャルファッションは現実よりたくさんのジャンルに挑戦できる魅力的な環境です。
まだまだいっぱい着てみたい服があるので2024年もたくさん学んで、たくさん引き出しを増やして、たくさんアウトプットしていけたらと思います。
また、最近は動画投稿に充てられる時間が減っていましたが、TikTokなど私らしく発信できるものを中心にゆっくり再開していけたらいいなと思います。

X:https://twitter.com/siomaru_vrc

篠田利隆

Q1:2023年のご自身の活動を振り返って、印象的だった出来事など

今年は色々新しい事にチャレンジ出来たかなと思ってます。
まずは2024サンリオVfesでパレードに監督としては初めてVR演出にチャレンジしてます。
今正に作業も佳境を迎え大変ではありますが、楽しんでもらえるよう頑張りたいです。
また映像ではまだ何かは言えないですが、
今、正に完パケ(仕上げ)のラッシュを迎えていて年明けたら沢山発表出来そうです!かなり良い作品に携わる事に恵まれる事が出来たので、こちらもお楽しみに!
後は仕事ではない部分で、VRでのマシンライブにチャレンジできました。
TORIENAさんとCOLDSLEEPというシンセなどをさわる手元をさらしながらVR空間でリアルタイムでマシンライブをらやるというイベントです。
映像作家なのに、まるで音楽家ばりにずっと収集していた、シンセやリズムマシン達に日の目を見せれて良かったです…
こちらはまた来年もやるかなーと、是非気軽に遊びに来てくださいー!ライブの後使ったシンセを解説するコーナーも必見です!

Q2:2024年にやってみたいこと、抱負、読者へのメッセージ

毎年まずはこれになってしまいますが、
2024年サンリオバーチャルフェスティバルに遊びにきてください!
今回を全体を見る立場からより現場に近い立場で演出を色々しています。
たまVfesでは自分も携わってないような去年に比べ沢山のコンテンツをご用意していますので、よりお楽しみ頂けるかなと。
映像監督としては去年に引き続き結局8mmフィルムでの映像に挑戦はできず、相変わらずアニメばかり作っていたので、来年こそは!
ただ、年末に沢山、色々な作品作ったので、是非、年明け公開したら見て頂けたらと。
VRは2024は仕事より自分のワールド作ったり、個人制作活動を広げていける年にしたいなと考えております!

X:https://twitter.com/dshino

DJ SHARPNEL

Q1:2023年のご自身の活動を振り返って、印象的だった出来事など

VRを通じた海外との超えた交流が地続きだったことを実感した一年でした。
2020年から続いたコロナ禍はVRに活動のステージを広げたアーティストが増えた期間でした。過去共演したり交流のあった海外アーティストも、VRでのイベントの開催やDJ出演などを通してVR内で会える時間が増えました。
2023年はそんなアーティストたちの多くが日本に続々と来日し、世界中から集結するようなイベントも開催され、あたかも日本そのものがバーチャル空間となったような感覚もあるほど世界中からアーティストが日本を訪れ、一緒にプレイできる機会も多かったです。とても印象的だったのは6月に行ったUSツアーと8月の東京湾上クルーズパーティでした。
USツアーではアメリカ西海岸のレイヴに出演し、どの地でも多くのメタバースプレイヤーが遊びに来てくれました。USのレイヴ会場では日本人である私はアウェイでしたがVRCで普段交流のあるプレイヤーのおかげでリラックスしてプレイできました。
8月のボートパーティはチリのDJが企画して実現したパーティで、DJもオーディエンスも世界中から集結するインターナショナルかつスペシャルなパーティとなりました。VR上のフレンドたちがVR同様に世界中から東京湾上に集まる風景はまさに解像度が高くゼロレイテンシーでリアルアバターな空間でした。
メタバースによって近づいた距離感が人と人との実際の距離を縮めているのを肌で感じることの多い1年でした。
また、ここ最近は音楽的ヒストリーを振り返ったりアナログメディアがフィーチャーされる機会が増えたと感じていて、コロナ禍を経て極度にデジタル化された揺り戻しが来ていると感じます。
ライブも飲み会も旅行も長い間我慢してましたしね。

Q2:2024年にやってみたいこと、抱負、読者へのメッセージ

2024年は楽曲制作やDJ活動に加えて機材ライブにチャレンジしていきます。
機材ライブ/マシンライブはリアルタイムならではの緊張感や偶発性によるインスピレーションの連続が気持ちよく、やる方も見る方もメタバース上でもっと気軽に楽しめるような試みを近々開始しますのでご期待ください。
2023年で大きく進化し、世界をいい意味でも悪い意味でも一変させつつある生成AIやAIツールの進化も積極的にチェックしていますので、今年は作品作りやパフォーマンスに取り入れたいと考えています。

引き続きVR/メタバースの音楽活動を軸にやリアルにおけるアンリアルな演出などを模索していきたいと思っていますので、もしイベントに速くて楽しい音楽が必要な時はメタバース・リアル問わず是非お気軽にお声がけください。
VRクラブや現場で見かけたら是非お気軽にお話してくださいね!

X:https://twitter.com/sharpnelsound

VR蕎麦屋タナベ

Q1:2023年のご自身の活動を振り返って、印象的だった出来事など

今年は野田ゲーランドを制作したりRoblox やspatialなどVRChat以外のプラットフォームでのお仕事もやらせて頂きました。また蕎麦屋を閉業しフリーランスのVR蕎麦屋になりました。

Q2:2024年にやってみたいこと、抱負、読者へのメッセージ

来年は配信やワールド制作、自身の人生を楽しく過ごすことに力を入れていきます。
メッセージは来年も暴れるので対戦よろしくお願いします!

X:https://twitter.com/sobatang1

坪倉輝明

Q1:2023年のご自身の活動を振り返って、印象的だった出来事など

2年前にFacebookの社名変更に伴うメタバースブームがあり、今年はメタバース予算がついた企業や自治体が続々と参入する「企業参入の年」と言えるでしょう。
私も1年を通してワールド制作の案件や、Vketリアルの企業ブース制作などVRChat周りの企業案件で忙しく、趣味のワールド制作や個人作品制作などを行う余裕が無いほどでした。
また先日、第3回目が開催されたVRファッションショーイベント「Virtual Fashion Collection “Voyage” 2023 Winter」では、ワールド制作・ギミック開発とカメラ・ステージ演出オペレーションを担当しました。
全員が遠隔で全てがリアルタイムで行われる、バーチャルファッション業界の最先端を行くイベントとなっていますので是非配信アーカイブを見て頂きたいです。

Q2:2024年にやってみたいこと、抱負、読者へのメッセージ

「自分が面白いと思った物に、いつでも飛び付けるように体を空けておく」…というのを去年も抱負としていましたが、蓋を開けてみると今年は企業案件ばかりで自分の時間が作れませんでした。
なので来年も引き続き、自分の暇を意識して作る事をやっていきたいと思います。

周りのアバター制作者や衣装モデラーさん、ワールドクリエイターやプログラマーさん達も、最近の企業参入により案件が忙しくなって収入も増えている話を聞くので、全体的にメタバースで稼いで食っていく土壌がかなり形成されてきているように思います。
メタバースクリエイターを目指す人や、過去に目指したけどダメだった人も今なら上手くいく可能性は高くなってきているので、是非挑戦してみてもらいたいなと思います。

X:https://twitter.com/kohack_v

典樹(YOYOGI MORI主宰)

Q1:2023年のご自身の活動を振り返って、印象的だった出来事など

今年も重要な出会いが多々あった年でした。
制作活動を意義のあるものにしていきたいと考えたとき、例えば制作のフローや製品の仕組みを工夫したり、クオリティを定義して共有したり、といったことも大切と考えていて、そういったチーム活動を充実させていく為に必要なメンバーが集まったことで、より制作体制が強固になりました。
特にYOYOGI MORIは服飾について「型紙を作る技術をベースにしてリアルな情報量を保ちながらも、キャラクターアバターの世界観にマッチさせる」といったテーマを持っています。今年発売の「茉弥」「東雲」と、制作難易度の非常に高かった「NH-01-」そして「UTSUTSU by YOYOGI MORI」の制作を通してより3Dモデル制作についてブラッシュアップできたと感じています。
また、この冬Discordサーバー「YOYOGI MORI perch」を移転することにした時、参加者が減ってしまうのではないかと少し心配していたのですが、結果ほとんど減らず、むしろ増加傾向であることも印象深かったです。皆様に変わらずご愛顧いただけていることに、とても感謝しています。

Q2:2024年にやってみたいこと、抱負、読者へのメッセージ

VR向けの3Dモデルに関わる技術やツール、サービスは、この1年近くでずっとカジュアルかつ便利になったように感じます。我々も、特化した仕様になりがちな3Dアバターや関連する製品について、より汎用的かつ体験的な価値を提供していきたいと考え、取り組んできました。
2024年はアバターに加えて、そのようなサービスも順次リリースしていきたいと思います。
次に、YOYOGI MORI を発足当初から応援してくれて、今でも新旧関わらずアバターの子達を愛用してくれている方々にも変わらぬ価値を提供し続けたい、拠り所になるような活動をして行きたい、と感じています。
具体的には、リニューアルした「YOYOGI MORI perch」を中心にファンの皆様がより身近に感じたり、ここだけの特別な取り組みなども発信していきたいと考えています。
来年もまた、多くの人とVRでの創造的な関わりを一緒できますと嬉しいです。

X:https://twitter.com/draw4401

VoxelKei

Q1:2023年のご自身の活動を振り返って、印象的だった出来事など

去年にも増してバーチャル関連VRChat関連のお仕事が増えたなという印象です。自分の活動としてはXR Kaigiのオープニングキーノートに呼んで頂けたのが大きな出来事でした。今年は一年の中でもかなり波があって比較的自分の勉強が出来た時期もありましたが、やはり仕事が重なるとパンクしそうになるのでもっと余裕を持たねばなるまいなというのが反省点です。去年も言ってた気がしますが。

Q2:2024年にやってみたいこと、抱負、読者へのメッセージ

これも去年同じことを言ってた気がしますが自分の制作物をしっかり進めたいなと思っています。特にユニットとしてR.Toneさんと活動しているTONEVOKについては2024年にサンリオバーチャルフェスに出させて頂くことになりましたし、活動に力を入れたいと思います。他にも作りたいものが2,3溜まって来てます。VR関連のデバイスもまだまだ新しいものが出てきますし楽しみですね。とはいえ去年も同じことを言ってたということは進歩がなかったということでもあるので来年は違う事を言いたいな…!!

X:https://twitter.com/VoxelKei

memex

アラン

Q1:2023年のご自身の活動を振り返って、印象的だった出来事など

memexの楽曲制作・リリースをはじめ、アランとしてボーカルのお仕事をたくさんさせて頂いたことが特に印象的でした。
これまで活動してきた中で、恐らく2023年が最もボーカリストをしているな… と感じられた1年だったと思います。
memexの楽曲では、これまでと違うテイストに挑戦したり、アーティストの皆さまをお迎えして制作を進めさせて頂く場面もありました。
また、アラン個人では、アニメのキャラクターソングやバンドの楽曲へバッキングボーカルで参加させて頂いたり、ボカロP・作家の方々の楽曲へゲストボーカルで参加させて頂いたりと、本当にたくさんの作品に携わらせて頂きました。
今年はmemexとしても「音楽の力をつける」という活動方針で動き出した年始だったので、年末の今、こうして真っ直ぐに音楽をやれたと感じられていることが、自分たちだけでは得られるものではなくとってもありがたいことだなと思っています。
様々なイベントにお呼び頂き出演させて頂いたことも大きな思い出です。

Q2:2024年にやってみたいこと、抱負、読者へのメッセージ

2019年のVRChat出身アーティストとして自分たちらしさを持っていると自負しつつ、活動4年間の中で壁を感じることもあり、さらにそのコミュニティを越えた繋がりをつくり、コンテンツをより広く届けていきたい・VRを活用した音楽の良さを新規層へリーチしていきたい、という想いで今年は活動してきました。
今年積み上げたものを今年の実績という枠に留めず、来年の燃料にしながら、memexの「自分たちらしさ」に磨きをかけて走っていきたいです。
2024年1月1日で5周年を迎えるmemexですが、長い間こうして存在し続けられているのは、支えてくださる皆さまがいてくれるからだと思っています!本当にありがとうがいっぱいです。
まだまだ未熟ですが、これからも楽しい時間をたくさんつくっていけるよう頑張る意思です。2024年もよろしくお願いします。

ぴぼ

Q1:2023年のご自身の活動を振り返って、印象的だった出来事など

2つあり、1つは「SANRIO Virtual Festival 2023 in Sanrio Puroland」にてInteractive Pop Song「Observer Effect」を披露したことです。
memexと観客の位置関係に応じてリズムが変化するインタラクティブなロジックを内包した楽曲で、音楽フェスにおけるアーティストの出演という枠組みの中でこの表現を行えたことは、これまでの活動の中でも特に大きな意義を感じました。

もう1つは、作曲のみに期限を設けず集中して制作した楽曲「ドライアイ」を公開したことです。
作曲に関してインプットと試行錯誤の不足を常に感じていたので、納得行くまで制作できる時間は今後の活動を見据えた上でとても価値あるものになったと思います。
また、強く影響を受けたアーティストであるヒトリエのゆーまおさんにレコーディングで参加して頂けたことは、願ってすらいなかった夢が叶ったような、未だに現実味のない喜びがあります。

Q2:2024年にやってみたいこと、抱負、読者へのメッセージ

2023年は制作に没頭していたらライブをあまり行えずにあっという間に終わってしまったので、バランスを取りつつ、応援してくれている方々に楽しい時間を提供できる機会を増やしていきたいです。
また、この1年は特に文化の面でソーシャルVRの発展を感じていました。memexは1/1で活動開始5周年を迎えますが、改めて時代に合わせたアップデートをしていきたいと思っています。
1つ1つの活動が目指す未来に向かう1本の線となるよう進めていきますので、応援どうぞよろしくお願いします。

X:https://twitter.com/memex_am

yoikami

Q1:2023年のご自身の活動を振り返って、印象的だった出来事など

今年はとにかく、また準備の1年を迎えたなとおもっております。何より大きな変化としては「VRで得た収益で、自社モーションスタジオを設立する」こと。広さ2畳ほどの空間だった広さが、5x10mほどの大きさになりました。
1年を通して行う「春夏秋冬」のイベントも行えて、VRダンスやVR演劇に加え、新たにVR剣扇舞という表現者のジャンルが開拓されているな、と実感もあります。
逆一人ぼっちの晩餐会を見たい、という方々は途切れること無く、昨年のメッセージを見返すと「1300名」と書いてありますが、気づけばVRChatだけで累計約4000名以上の方々に見て頂けております。
今年も国際映画祭の場で、様々な経験を積ませて頂き、振付師としての仕事もなんとかこなせるようになってきました。にっぽんど真ん中祭りへのエントリーはついに4年目、VRからは世界初のセミファイナル進出/奨励賞を受賞できました。
しかし、実は今年思い返せば出てくるのは「自身の病気/障害と真正面から戦う」ということです。
外出をしたり外食をしたり、旅をすることは一生できない、と思いこんでいた自分から殻を破り、現実世界で旅に出る「闘病旅」をトライしたことはもちろん、スタジオでの生活など「普通の人が普通にできること」への挑戦が、とても多く、何度も失敗しました。
ただ、それでも自分が旅を出来たということがいまだ信じられないです(笑)間違いなく、快復に向かっている結果と実感が強く残っています。

Q2:2024年にやってみたいこと、抱負、読者へのメッセージ

去年も言った通りなのですが「VRという場所から、表現者としてアカデミー賞を受賞したい」という想いは変わっておりません、日々研鑽の日々と思っています。
自分の邁進のため、良縁で巡り会えた方々や教育施設にて講師を務めさせて頂き、色々なことへの理解を深めている状態を続けていきたいと考えながらも、2023年が準備の年と思っておりますので
広さと利便性が上がったスタジオと、また新しいことに挑戦する表現力でもってして、トライする1年にしたいと思っています。
ミュージカルの新作、舞台劇の新作、とにかく「新しい」なにかをどんどんと作っていければと思いますので、是非とも多くの人に見ていただきたいです。

あと、怖がられないようにしたいです。毎日おちゃらけている楽天家なのですがなぜか怖がられます、助けてください!!

X:https://twitter.com/yoikami_VRC

ヨツミフレーム

Q1:2023年のご自身の活動を振り返って、印象的だった出来事など

2023年は去年に引き続いて自主制作VR作品「真夜中の雪うさぎ」の開発に取り組んだ一年でした。
「今までに誰も見たことがないようなVR体験」を目標にしているのもあって、作業量のペース配分や表現手法の追求など、自身のスキルをより一層試されることも多かったと思います。
制作に傾倒してたのもあってあまりVRプラットフォーム界隈には顔を出せていませんが、プラットフォーム側・ユーザ側ともにどんどん進化が進んでいるのも見ていて楽しかったです。

Q2:2024年にやってみたいこと、抱負、読者へのメッセージ

やはり、「真夜中の雪うさぎ」の制作を進めていきたいと思っています。
2024年に公開まで漕ぎ着けるかは分かりませんが(個人的にはとても漕ぎ着きたいですが)、「真夜中の雪うさぎ」をたくさんの人に届けられるように全力で行きたいと思います。
雪うさぎとのバーチャルな恋の物語にご期待ください。

X:https://twitter.com/y23586

YORIMIYA

Q1:2023年のご自身の活動を振り返って、印象的だった出来事など

2023年は非常に面白い年でした!これまで通りお仕事でXR関連のコンテンツ制作や開発を行いつつ、個人活動としてVtuber関連のバーチャルライブ演出制作、NeRFや3D Gaussian Splatting等の3D空間再現技術、ChatGPTを用いた3DキャラクターAIアシスタントの開発、生成AIなど様々な分野に挑戦しました。
特に印象的だった部分はバーチャルライブ関連のイベントに製作陣として演出制作周りを担当できたことでしょうか。主に「ホロアース〜ヤマトファンタジア〜」にてVFX周りを担当&「OKIVFES SOUND WAVE 2023」にてピーナッツくんの楽曲演出担当しました。2023年もバーチャルライブの最前線でクリエイターとしてお誘いいただけて大変光栄です。
2024年もバーチャルライブの演出制作していきます~!

Q2:2024年にやってみたいこと、抱負、読者へのメッセージ

2024年も引き続きXRやVtuber関連の技術開発やコンテンツ制作を行っていきます。2024年はAppleVisionProが発売され、XR領域含めあらゆる業界が大きく変わる1年になると感じています。
私の思い描いていている「XRの浸透している世界」はまだまだ遠いのでこれから加速できるように活動していきます!
何か面白そうな話ありましたら連絡ください〜!

X:https://twitter.com/jav6868

リーチャ隊長

Q1:2023年のご自身の活動を振り返って、印象的だった出来事など

まず職を辞め、昨年言った「新しいHMD」を買い(Quest3)、ファンタズムをやり、原宿でリアルライブまでして怒涛の一年が過ぎてます。毎年怒涛じゃないか。どうなってるんでしょう。今年はバーチャルがリアルと交わる事が増えた一年でしたね。これからもっと増えていくとすると、隠キャのボクは震えるしかありませんが、越えるべき壁を超えていきます。

Q2:2024年にやってみたいこと、抱負、読者へのメッセージ

2024年にもなると、VR・3Dクリエイター達が世に放たれ、様々な所で活躍しそうですよね。おこぼれをもらってる我が身としてはゴマをすっていきたいです。積極的にゴマをすっていきたい。原宿を乗り越えたボクにとってこれ以上怖いものなんてあるでしょうか?いや無いはず!信じる力ですよ皆さん。自分を信じる力が大事なんですね。ゴマすっていきたいです。

X:https://twitter.com/rietzsca

YSS

Q1:2023年のご自身の活動を振り返って、印象的だった出来事など
SANRIO Virtual Festival2023を皮切りにより一層積極的に活動できた1年となりました。
特にCLUB CITTAでのVの宴2023、MvketなどのENTASでのライブやVRideなどでの経験はYSSの音楽の方針に大きな影響を及ぼしたと思います。
VRやリアルライブなどどのような場所でもファンの存在をより感じる1年となり、2人の心象風景だったYSSの音楽が3rdAlbumの「Nebulosa」ではYSS CREW達やYSSの音楽を好きだと言ってくれる人との風景となったと感じます。
この一年間は本当にかけがえのないものとなりました。

Q2:2024年にやってみたいこと、抱負、読者へのメッセージ
2024年はYSS CREW達を引き連れてさらなるステージへと突き進んでいきたいです。
どこかにいるYSSと同じ夢を歩んでくれる人たちへ届くよう、さらに積極的に活動していきたいと思います。そして世界のフェスへCREW達といけるよう目指します。

X:https://twitter.com/VrcYss

渡辺秋穂

Q1:2023年のご自身の活動を振り返って、印象的だった出来事など

2023年は音楽活動に全力で取り組んだ1年でした。
わたしが所属するバーチャルロックバンド「LAUTRIV」(ラトリブ)の初のオリジナル楽曲の発表、そして初主催ライブイベント「LAUTRIV FEST」を皮切りに待望のVRライブ活動をスタートし、バーチャルライブプラットフォーム「NeoMe」とのコラボイベントやVket連動企画のリアルライブ「VRave」への出演など、どこを切り取っても印象に残る出来事ばかりで、2023年ベスト1を決めるのが難しいほど充実した1年を送ることができました。
個人の経験として過去バンド活動を通して挫折を味わっていることから、これまでのLAUTRIVとしてのバンド活動を振り返るとバーチャルで音楽活動をすることの意義、将来への可能性、躍進への期待などを感じられた1年でもありました。

Q2:2024年にやってみたいこと、抱負、読者へのメッセージ

2024年はより広い視野をもって新たにチャレンジする年へ。
例えばVRChatとcluster 、これらは同じVRSNSとして分類されるプラットフォームですが、どちらもまったく異なった文化圏が存在し、それぞれで発展するコンテンツも違います。わたしはこれまでVRChatを中心に活動を行ってきたので、clusterの新しい文化や価値観を持ったユーザーと交流したことはすごく刺激になりましたし、他方では常識だったことがもう他方では未開拓な分野だったりと、自分たちがいる活動圏内はまだまだ狭い世界だったことを痛感しました。
現実でもバーチャルでも時間が経ってくると徐々にゾーニングや界隈というものが形成されて、その内々での活動になっていきがちですが、その中に留まらず未開拓のより多くの人たちを巻きこんでバーチャルで活動をすることの可能性や、わたしたちが行っている音楽や表現を知ってもらいたいと思っています。
LAUTRIVとして、渡辺秋穂として、2024年も期待してもらえるとうれしいです!

X:https://twitter.com/akiho_watanabe

この場を借りて、年の瀬のお忙しい中コメントをいただきました皆様に厚く御礼申し上げます。2024年も何卒よろしくお願いいたします。(MoguLive編集部)


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