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VALVE INDEX 2020.02.24

新型コロナウイルスで影響受けるVRヘッドセット VALVE INDEXも出荷減


Valveは、PC向けハイエンドVRヘッドセット「VALVE INDEX(バルブ・インデックス)」の出荷数が、新型コロナウイルスの影響で計画よりも減少することを明らかにしました。

「VALVE INDEX」は2020年2月現在、世界的に品薄(売り切れ)状態が続いています。今回の新型コロナウイルスに関する報道は、Valveからの連絡を受け取った米メディアUploadVRが報じました。連絡の中には、今後数カ月の間に販売可能な「VALVE INDEX」が、予定よりも“かなり少なくなる(far fewer)”と説明されているとのこと。Valveが本来計画していた出荷台数は不明ですが、品薄状態は今後もしばらく続くことになりそうです。

2019年末から品薄傾向に

同VRヘッドセットの品薄(売り切れ)は、2019年11月下旬から始まりました。この時期Valveは、以前から開発を進めていたタイトル未公開のフラグシップVRゲームを「Half-Life: Alyx」として正式発表。併せて「VALVE INDEX」のユーザー(コントローラー単品購入でも可)に、本作が無料配布されることを告知しました。

Valveも当初から「VALVE INDEX」の品薄状態を認識しており、2020年1月には(海外の)販売ページに、Eメールアドレスを登録することで在庫が“復活”した際に通知が行われる「お知らせボタン」を追加しました。

当初は3月に在庫が復活予定だった

2020年1月、米メディアRoad to VRは、本格的な販売再開の時期をValveに対して問い合わせました。当時同社は「我々は(3月の)「Half-Life: Alyx」の発売までに、在庫を確保することを目標としています」とコメントしていました。

なお、記事執筆時点(2020年2月21日)では、日本国内向けの「VALVE INDEX」は、VRヘッドセット本体以外を除き、売り切れとなっています。

(参考)UploadVR


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