4月7日(木)に正式公開された「Unreal Engine 5」では、VRM形式の3Dアバターを導入して、映像や画像を制作したりできます。今回、MoguLive編集部ではマスコットの「もぐらちゃん」アバターを導入して、どのような画像ができるのかを試してみました。
まずは「Unreal Engine 5」と、街の景色が収録されているCity Sampleのプロジェクトをダウンロードします。回線状況にもよりますが、インストールに1時間程度かかる上、容量も約90GB必要なので、あらかじめご注意ください(推奨スペックはこちらに収録のガイドを参考に)。
ダウンロードが終了したらプロジェクトを開き「Unreal Engine 5」にVRM形式の3Dモデルを導入するためのインポーター「VRM4U」を実装します。その後、3Dモデルをインストールしてみましょう(詳しい設定はこちらのページを確認ください)。
諸々の調整が完了して、バーチャル空間にVRMアバターを導入してみると「もぐらちゃん」がリアルな空間に出現! 現実世界にバーチャルキャラクターが突然登場したかのような画像を撮影できました。
背景にきちんとなじませるような調整は難易度高めですが、3Dモデルをサッと置くだけで、すぐに魅力的な画像が制作できるのがポイント。3Dモデルのクオリティやデザインによっては「Unreal Engine 5」のリアルなバーチャル背景とうまくなじまないものもあるので、まずは色々なモデルの導入を試してみると良いでしょう。
現在さまざまなクリエイターがこの方法を利用したショート動画や画像などをSNSで投稿しており、新たな表現として広まりそうです。「Unreal Engine 5」を利用して、映画のワンシーンのような画像や動画を作ってみるのも楽しいはず。一度挑戦してみませんか?
「Unreal Engine 5」のダウンロードはこちら。
https://www.unrealengine.com/ja/unreal-engine-5