アメリカのスタートアップUbiquity6は、自社の3Dオブジェクト作成・共有アプリ「Display.land 3D Model Scanner」(以下Display.land)向けのツールセット「Display.land Studio」をリリース(アーリーアクセス状態)しました。
Display.landについて
「Display.land」は、撮影したデータの3Dアセット化が可能なアプリ。アプリ内では他ユーザーの制作した3Dアセットが閲覧できるほか、ダウンロードも行えます。対応OSはiOSとAndroid。ダウンロードは無料で可能です。
様々なコンテンツ制作が可能
「Display.land Studio」は、クラウド形式のエディットツール。本ツールの使用者は、複数人で体験する3DやVR/ARコンテンツ、ゲームを製作できるほか、作品を共有することができます。海外メディアTech Trendsによれば、ゲームプレイ部分などは、スクリプト言語やカスタムコンポーネントによって容易に変更を加えることが可能とのこと。
「Display.land Studio」の使用者はまた、同ツールのARクラウド位置サービスを活用したARゲームやコンテンツを制作し、共有することができます。コンテンツの共有はクロスプラットフォームに対応しており、スマートフォンやPC、VRヘッドセットなど、様々なデバイスでシェアされたコンテンツを体験することができます。
「Display.land Studio」でのコンテンツ制作は、ドラッグ&ドロップとコード(プログラミング言語)の両方に対応しています。公式ブログによれば、Web開発と「javascript」の知識を少しでも有している人ならば、同ツールでスムーズに制作を行えるとのこと。
(参考)Tech Trends