イギリスの大手携帯会社Threeは、次世代通信規格「5G」が普及した未来を描いた、VR/ARやスマートフォンなどが登場するプロモーション映像を公開しました。
映像は、1人の女性が（5G通信を活用して）未来にタイムワープするという導入でスタートします。都市の空撮映像が少しの間流れた後、場面はロボットが運転するタクシーへと変わり、そこでは女性（別人）が、ホログラムで表示された“評価欄”をハンドジェスチャーで操作する様子が確認できます。
次のシーンでは、店舗に飲み物（アルコールと思われる）を買いにきた人物の正体をARフィルターで見破る、という展開も。逃げた男性が使用したお札に、犬のホログラムが表示されている点にも注目です。
その直後には、未来のスマートフォンをイメージした端末が登場します。デバイスの形状は現行のものと変わりませんが、複数の表示がARで表示される様子が見て取れます。スマートウォッチの進化系と、エイリアンを活用したランニングプログラムのようなものも確認できます。
今回公開された映像は、あくまでも想像上の未来を描いたものですが、ハンドジェスチャーの認識やARに対応した紙幣など、2020年3月現在、すでに実用化されている技術も動画内には登場しています。
現時点では、5Gが今後どのような分野に活用されていくのかを深く予測するのは難しいですが、ThreeのPVのような世界が本当に実現するのか見守っていきたいところです。
https://www.youtube.com/watch?v=OM4nwcNo6oM
（参考）Next Reality
