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VR体験施設 2019.04.07

「スタートレック」新VRゲームはVR体験施設向けに独占配給

人気SFシリーズ「スタートレック」を題材とした、新たなVRゲームがリリースされました。本作「Star Trek: Dark Remnant」は、マルチプレイヤー形式の作品で、VRコンテンツ制作企業VRstudiosとStrange Reptileが共同開発しました。「Star Trek: Dark Remnant」は全米各地で営業中のエンターテイメント施設、Dave & Buster’sに対して独占配給され、同施設のVR体験エリアでのみプレイ可能となっています。

ブリッジクルーとしてVR体験

「Star Trek: Dark Remnant」は、避難活動中に予期せぬ中性子星の崩壊によって行動不能になった宇宙船U.S.S.エンタープライズを救うため、本作の体験者たちが指揮する宇宙船U.S.S. ガリレオが救助に向かうというストーリーです。体験者たちは、U.S.S. ガリレオのブリッジクルーとなり、迫りくるクリンゴン(※)の脅威に対抗しなければなりません。

(※クリンゴン:「スタートレック」シリーズに登場する宇宙人)

本作は宇宙の美しいグラフィック描写を特徴としています。VRメディアVRFocusによると、体験者たちは「Star Trek: Dark Remnant」のプレイ中、クリンゴンのバトルクルーザーとU.S.S.エンタープライズが肉薄して飛び交う描写や、崩壊する中性子星の様子を見ることができるとのこと。

その他の仕様について

「Star Trek: Dark Remnant」にはマルチエンディング方式が採用されています。エンディングは、体験者たちの行動や決断次第で分岐します。作品説明によると、体験者が特定のアクションを行うことで聞ける特別なセリフも用意されているとのこと。

本作の体験者がVR内で演じるキャラクターは、1プレイごとにランダムで生成されます。2019年4月現在、ランダム性の詳細(性別など、詳細な項目は体験者の希望通りに事前設定できるのか)は判明していません。

関係者からのコメント

「Star Trek: Dark Remnant」の開発について、VRstudiosのクリエイティブ部門を統括するChanel Summers氏は以下のようにコメントしています。

エンタープライズとのやり取りや、美しい宇宙描写を体験して頂くことで、皆様に「スタートレック」ユニバースを、これまでとは違った形で捉えてもらうことが出来るかと思います。Strange Reptileとの共同開発は、お互いに(開発を)補い合う形で進行し、我々が有するスタートレックの知識や要素などを可能な限り本作に注ぎ込みました。

(参考)VRScout

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