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PlayStation VR 2020.02.05

ソニーの英ゲームスタジオが封鎖、VR向けにAAAタイトル開発

ソニーのイギリス・マンチェスターのゲームスタジオが、閉鎖される旨が報じられました。同スタジオでは2015年の設立以来、PlayStation VR(PSVR)専用の“AAA VRタイトル(題名未発表)”の開発が行われていました。

本スタジオの閉鎖は、GamesIndustry.biz.が報じました。同メディアによれば、閉鎖の理由は「効率性と運用有効性の向上のため」とのこと。

マンチェスタースタジオは、設立から約4年間、AAA規模のVRゲーム開発を手掛けていました。同スタジオで開発が進められていた作品の詳細は不明ですが、“完全に独立したプロジェクト”だったことが判明しています。同タイトルの今後の扱い(完全な開発中止、別スタジオへの移管など)は明らかになっていません。

VR戦略変更の兆し?

ソニーは、VRに大きく注力している企業です。PSVR自体の開発に加えて、2020年末に発売予定の「プレイステーション5」には、現行型のPSVRが対応することを明言。正式な発表は行われていませんが、各種特許の出願(取得)状況から、次世代のVRヘッドセット(PSVR2)の開発も進めていると考えられています。

今回のマンチェスタースタジオの閉鎖は、単なるスタジオ閉鎖なのか。それともソニーのVR戦略に何らかの変化が生じた結果なのか――。今後の展開を注視していく必要があるでしょう。

(参考)UploadVR


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