何もない空間に文字列を浮遊表示させて直接手で操作する。そんなSF的な技術を実現するために開発されているソフトウェアがあります。その名は「SoftspaceAR」。テック企業Softspaceの創業者yiliuさん(Twitter名)が開発中のアプリです。
「SoftspaceAR」は、Meta Quest 2で使用することが想定されているアプリ。公開された映像からは、ハンドトラッキング操作で各ウィンドウを操作して、文字列の場所などを入れ替える様子が確認できます。
2022年6月現在、「SoftspaceAR」はプロトタイプ段階です。現段階では、没入感を維持しつつ、Markdown(マークダウン)といったポータビリティの高いフォーマットに対応することを目指しています。Dropboxフォルダ内の提案書をアプリでまとめ、チームに提出するといった業務向けの使用方法も想定されています。
開発が順調に進めば、Quest 2を使用したオフィス(リモート)ワークなどに便利なアプリになるかもしれません。今後の発展に期待したいところです。
Content (which are text blocks only, for now) flows down columns; columns spread horizontally across a plane; and planes stack front-to-back. pic.twitter.com/RXQQqCYosB
— yiliu @ softspace 🇺🇦 (@softspaceninja) June 14, 2022
SoftspaceAR Prototype03 is out!
This prototype is all about making Softspace deeply interoperable with the rest of your workflow.
Let’s talk about why spatial canvases are awesome, but also painful, and how we maybe fixed this 🪡👇🏼#vr #xr #metaquest2 #tft #buildinginpublic pic.twitter.com/RraeYVx4MP
— yiliu @ softspace 🇺🇦 (@softspaceninja) June 14, 2022
(参考)Twitter