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業界動向 2018.11.30

ソフトバンクとリコー、5G活用の360度映像ライブ配信実験

ソフトバンク株式会社と株式会社リコーは、第5世代移動通信方式(5G)を使用した360度映像のリアルタイム伝送に関する公開実験を11月30日に実施します。360度映像と音声を伝送するだけでなく、受け手の音声もカメラ側に届けることによる双方向のリアルタイムコミュニケーションの実現を目指します。


(10月実施の公開実験の概要図)

今回の実験は、両社で行う5Gを活用した映像伝送実験の一環となるもので、10月に屋外で実施した360度映像リアルタイム伝送実験に続き第2弾となります。ソフトバンクの「5G×IoT Studio」お台場ラボの屋内での5G環境を利用し、360度映像と音声をVRヘッドセットにリアルタイム伝送するとともに、YouTubeにも同時配信するものです。

実験にはリコーの4K画質、60fpsの360度ライブカメラを活用。5Gの広帯域で低遅延という特性を活かし、ライブカメラの映像と音声をVRヘッドセットに伝送するだけでなく、受け手の音声も遅延なくカメラ側に届けることによる双方向のリアルタイムコミュニケーションの実現を目指します。

実験は2018年11月30日12:25より、リコーのYouTubeチャンネルの番組「5G+VRライブ配信番組『サーチ360(さんろくまる)』」で実施されます。番組はVRヘッドセットの他、スマートフォンやパソコンで見ることもできます。

(参考)株式会社リコー プレスリリースソフトバンク株式会社 プレスリリース


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