スマートフォン向けアプリ「スナップチャット」は、イギリスの国立血液サービス(NHS Blood and Transplant)との提携を発表。人体の内臓および解説などがチェックできるARフィルター(レンズ)をリリースしました。
今回のARフィルター配信は、3月11日の、腎臓に関する健康啓発キャンペーン、“世界肝臓デー(World Kidney Day) ”を記念して行われました。フィルターはスナップチャットの利用層の多くを占める若年層をターゲットにしたもの。心臓や腎臓、肺など内蔵の情報のほか、移植用の臓器が不足している事実の解説や、臓器ドナーについて、よりオープンに議論することを奨励する内容なども含まれています
ARフィルターを起動すると、レンズは利用者の身体を認識し、心臓や腎臓、肺といった、ドナー提供することで誰かの命を救う、あるいは健康を回復させることができる臓器を表示。内蔵を選ぶ(アイコンからの選択も可)と、各臓器の情報が得られます。スワイプすることで、臓器ドナー用のウェブサイトに、直接移動することも可能です。