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話題 2023.11.01

「大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL」は、企画段階で“VR構想”があった 桜井政博氏が当時を語る

Nintendo Switchソフト大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL(スマブラSP)の企画段階で、スマブラにはVR構想があったことが、開発者の桜井政博さんのYouTubeチャンネルにて明かされました。


桜井政博 YouTubeチャンネルより)

YouTubeチャンネル桜井政博のゲーム作るにはでは「スマブラSP」の企画コンセプトの動画を公開しましたが、その企画書上ではVR対応の可能性を検討していたとのこと。この企画はNintendo Switchの簡易ダンボールVRキット「Nintendo Labo: VR Kit」の計画がなかった頃からすでに存在していたと語っています。

なお、「Nintendo Labo: VR Kit」は、のちの無料アップデートでVRゴーグル「Toy-Con」に対応。一部ではありますが、3D立体視で「スマブラSP」の対戦モードを楽しめました。

ただし、任天堂側はNintendo Switchのリリース当初(2017年9月)より、本格的なVR参入は計画していないと述べ、VRよりもARについて大きな可能性があると語っています。

なお、桜井政博氏は、これまでにも自身の動画チャンネルのなかでVRについて何度か言及しています。人間の視野とゲームを遊ぶ際のモニターの視野について考察し、「グランツーリスモSPORT」「エースコンバット7 スカイズ・アンノウン」を例に出しつつ、VRでの運転ゲームのプレイをおすすめしています。今後、桜井氏がゲーム企画のひとつとして、VRに興味を持つことになるのか、注目したいところです。

(参考)公式YouTube


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