グロテクスな世界観で有名なPCゲーム『沙耶の唄』。@kano_sawa氏は、その世界を、VRで再現しました。
画風転写+全天球画像+HMDで、沙耶の唄の世界を体験できるようにしました。 pic.twitter.com/PeoLo4UDTs
— かのさわ (@kano_sawa) 2016年12月29日
『沙耶の唄』とは
『沙耶の唄』は、株式会社ニトロプラスから発売されたPCゲーム。一般的なPCゲームより、グロテクスな表現が多いゲームとして有名です。世界観は手塚治虫の漫画『火の鳥・復活編』のオマージュのような内容になっています。
主人公は医大生でしたが、ある日交通事故で両親を亡くします。本人は助かりましたが、知覚への重い後遺症が。それは、周囲の物体が肉塊に見えてしまうというもの。そんな日常になってしまった主人公のもとに、唯一まともに見える少女、沙耶が現れて物語が始まります。
@kano_sawa氏が今回制作したのは、その主人公の視覚を再現したものです。つまり、周囲の風景が肉塊に見えるというもの。
まず、周囲の風景を全天球画像として撮影。画風を変換するアルゴリズムを使い、肉塊の画風を転写しています。
あとはUnityでオブジェクトに、変換した全天周画像を貼り付けます。禍々しい世界のできあがりです。UnityのHMD用プラグインで体験できるとのことです。
詳細な変換方法については以下の制作者ブログに手順が記されています。
(参考)
同人サークル「あかすくぱるふぇ」のブログ(@kano_sawa氏執筆)
http://akasuku.blog.jp/archives/68121368.html