アメリカのファッションブランド「Forever 21」は、プラットフォーム型ゲーム「Roblox」で、バーチャルワールド「Forever 21 Shop City」をオープンしました。
「Roblox」はプレイヤー自身がゲームを制作したり、他のプレイヤーが作ったゲームを遊べるプラットフォーム。以前より「メタバースの実現」を掲げてプラットフォーム展開を行っています。2021年3月に上場、時価総額は約4兆円超です。
「Forever 21 Shop City」のリリースは、メタバース関連企業 Virtual Brand Groupとの提携の下で行われました。プレイヤーはマップ内に店舗を設置し、そのお店を“経営”していきます。
プレイヤーの店舗は、最初は何も配置されていない状態で、コテージコアやフューチャースケープといったテーマで家具や照明などを配置する必要があるとのこと。タスクをクリアすると、ポイントが入手可能。「Forever 21」の旗艦店(ワールド内)で使用すれば、新しい家具や店舗ディスプレイを購入できます。
「Forever 21 Shop City」のローンチについて、 Virtual Brand GroupのCEO、Justin Hochberg氏は以下のようにコメントしています
メタバースは、インターネットが誕生して以来、最も大きな変革をもたらすイノベーションです。「Roblox」は、私の娘やその友達のように、毎日何時間もプレイする月間2億人以上のプレイヤーを抱える、ブランドにとって最大のビジネスチャンスを生み出すプラットフォームのひとつです。そのため、私はVirtual Brand Groupを作りました。
「Roblox」では今後、毎月21日が「Forever 21 Day」に。この日は「Forever 21 Shop City」に新コンテンツやアクティビティが導入されます。第1回(12月21日(火))には、ホリデーシーズンをテーマにしたアップデートが行われます。
なお「Forever 21」は今後、新たなコレクションを、現実世界と「Roblox」で同時にリリースする予定。「Roblox」版は「Forever 21 Shop City」で提供され、購入することでアバターのカスタマイズに使用できます。
(参考)VRScout
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