プラットフォーム型ゲーム「Roblox」に、「レイヤード・クロージング・システム」が実装されました。アバターのカスタム機能が拡張され、よりバリエーション豊かな“衣装”を着ることができます。
「レイヤード・クロージング・システム」は、アバターの衣装をレイヤー(階層)形式で設定できるシステム。シャツやジャケットなどを、合計6層まで重ね着できます。2021年後半に、実装が予告されており、今回正式導入された形です。
公式発表によれば、すでに2,000種類以上の対応のユーザー製作コスチュームがマーケットで販売されています。同システムで作成された衣服は、様々なバリエーションのボディに伸縮して対応するそうです。
「レイヤード・クロージング・システム」の開発は、「Roblox」運営と、ユーザークリエイターが協働する形で行われてきました。「Roblox」は、現在すでに、車の衝突表現や風景の変更などに、同システムのコア技術を応用するクリエイターが現れているとのこと。
「Roblox」は、今回実装されたシステムは、ユーザー生成のボディーやダイナミックヘッド技術といった、将来への「足がかり」になると説明しています。
「Roblox」はプレイヤー自身がゲームを制作したり、他のプレイヤーが作ったゲームを遊べるプラットフォーム。以前より「メタバースの実現」を掲げてプラットフォーム展開を行っています。2021年3月に上場、時価総額は約4兆円超です。
(参考)Roblox