シンガポール発のボディトラッカーがクラファン開始目標額は約1,000万円

シンガポールのテック系企業Refract Technologies（以下Refract）は、自社製のボディートラッカー「AXIS (Active XR Interface System) 」のクラウドファンディングをKickstarterで開始しました。目標調達額は、約1,000万円です。

「AXIS」は、リアルタイムの全身トラッキングに対応。ユーザーは“メインハブと子機を身に着ける形式で、シチュエーションに応じた3つのセットアップ（ Standard、VR、Creator）.が用意されています。発表によれば、「SteamVR」や「OpenXR」、Oculusといったプラットフォームに対応しているとのこと。

Refractが6月に発表した、MRコンテンツ「バーチャル・テコンドー（Virtual Taekwondo）」にも、「AXIS」はが使用されます。現時点では同コンテンツの詳細は不明ながら、Refractはすでにワールドテコンドー（世界テコンドー連盟）と提携済。両団体は、XRを活用して、フィジカルなアクティビティをPRできるバーチャルスポーツプログラムの開発を構想しています。

「AXIS」のクラウドファンディングは2021年10月2日に終了予定。現在は早期予約特典として、542ドル（約44,000円）から注文可能となっています（出荷は2022年3月）。

今回のクラウドファンディングには、ストレッチゴールもあります。目標額は25万ドル（約2,800万円）で、インプットクリエイター「AXIS Input Creator」とマーケットプレイス「AXIS App Center」の導入が計画されています。