ソーシャルVRプラットフォーム「Rec Room」に、新ホラーコンテンツ「House of Terror」が実装されました。地元で不気味なお化け屋敷を見つけられることを目標に取り組む実在の団体「The Haunt Society」とのコラボとして制作されています。
「House of Terror」は、お化け屋敷ワールドの一種で、プレイ時間は約15分。プレイヤー(&そのフレンド)は、不気味な館を探索をします。米メディアUploadVRによると、ホラー感を煽るサウンドデザインが盛り込まれており、「非人間的な創造物」も登場するとのこと。公開された画像からは、クモのような生物の姿も確認できます。
ストーリーも用意されており、また一部のデコレーションは記念撮影ができるそうです。対象年齢は13歳以上となっており、それらを考慮して“汚い”表現は使用されていません。
「House of Terror」は、9月末に発表された新クリエイティブシステム「Rec Room Studio」を使用して制作されています。同システムは、ゲームエンジン「Unity」で作成したコンテンツを、同プラットフォームで直接公開できる仕組みを有しています。
これまで「Rec Room」では、コンテンツを作成する際、プラットフォーム内のシステム「Maker Pen」を使用する必要がありました。同ツールでも基本的なコンテンツ作成は行えますが、本格的な制作ツールと比較すると、制限が多いというのが実情でした。「Rec Room Studio」の登場で、制約が少なくなった形です。
「Rec Room」はバーチャル空間内で他のユーザーとコミュニケーションできるサービスです。ゲームで遊んだり、音楽ライブに参加、コンテンツ作成など、さまざまな遊び方ができます。VRヘッドセットMeta QuestやPlayStation VRなどの他、スマートフォン(iOS/Android)でも体験可能です。6月末には、累計ユーザー数が7,500万人を突破したことが報じられました。
(参考)UploadVR
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