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VRゲーム・アプリ 2022.07.19

VRゲーム「Lone Echo」開発スタジオが新プロジェクトに取り組み中と発表

7月15日(金)無重力VRアドベンチャー「Lone Echo」などを手掛けるReady At Dawnは、「新たな刺激的なプロジェクト」に取り組んでいると発表。また、Meta Quest版「Echo VR」の今後の展開についても説明を行いました。

Ready At Dawnは2003年に創設されたスタジオ。「Lone Echo」シリーズのほか、PlayStation 4向けの非VR作品「The Order:1886」を手掛けたことでも知られています。2020年にMeta社(当時はフェイスブック)が買収を発表し、現在はその傘下スタジオとなっています。

2022年7月現在、同スタジオが取り組んでいる新プロジェクトの詳細は不明です。発表によると、「Lone Echo」シリーズのQuest版への以降ではなく、異なる計画への注力を行っているとのこと。両作品の移植の優先順位は低くなっているそうです。

Quest版「Echo VR」については、PC(VR)版に実装されている「Echo Combat」(無重力空間で戦うチーム形式のマルチプレイヤーFPS)の導入を行わないことが確定した旨が告知されました。

「Echo VR」は、無重力空間でディスクを投げる基本無料の対戦型スポーツゲームで、「Echo Combat」はDLCとして展開されています。この決定に伴い、「Echo Combat」のアップデートを終了することが発表されました。移植を行わない理由について、Ready At Dawnは以下のように、コメントを行っています。

「Echo Combat」は、マップやシステムを構築する際のガイドラインとして、PCとPCエンジン固有の機能を用いて、Oculus Rift専用に構築されました。このゲームモードを大きな変更を加えずにQuest ( Quest 2)に移行することは不可能です。

チームはこのコミュニティと熱量を注いできたCombatを愛していますが、私たちが開発を継続することは現実的ではありません。「Echo Combat」は今後もプレイ可能であり、サーバーもプレイヤーのために稼働し続けます。

(参考)Road to VR

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