スウェーデンの時計メーカーPansarは、株価や天気といった個人の好みに合わせた情報を得られるアナログ式スマートウォッチで、Kickstarterにてクラウドファンディングを行っています。併せて製品イメージを確認するARアプリを配信し、事前に製品を試したいという出資者の希望に応えています。
株価や天候などの情報入手
「Pansar Augmented Watch」というこの製品は、一般的なスマートウォッチとは異なり、秒針を備えたデザインの腕時計です。ユーザーは専用のアプリをダウンロードし、時計から入手する情報を設定します。設定が完了すると、ボタン操作1つで時刻表示から、秒針などが情報を示すデータモードに切り替えられるようになります。
設定できる情報には、株価、SNSのフォロワー数推移、天気、等様々なものが用意されています。予めユーザーに合わせて、「Ocean Edition(マリンスポーツ愛好者向け)」、「Accelerator Edition(Instagramのデータ等を表示)」、「Quantifier Edition(株価や業績表示)」の3つのバージョンの腕時計があります。
ARアプリで製品イメージを確認
実際にARショールームアプリ「PansAR Showroom」を使い、Pansar Augmented Watchを試してみました。
「Accelerator Edition」ではインスタグラムのフォロワー数や、”Like”がどれだけ増えたかを確認できます。
こちらは「Ocean Edition」。気温、波の高さ、風向きなどが時計の針で示されるということです。
アプリはiOS・Android向けがあり、製品イメージや得られる情報を確認することが出来ます。類似品が世の中にないことが多く画期的と言われてもイメージがつきにくいクラウドファンディングでは、このように製品イメージを見られると、出資に結びつきやすくなるかもしれません。
https://www.youtube.com/watch?v=e-DWuO1-8nQ
「Pansar Augmented Watch」はすでに開始24時間で目標金額の21.6万スイスクローナ(約260万円)を達成し、順調に調達額を伸ばしています。Kickstarterでの募集期間は10月1日までです。
Kickstarterページはこちら。
製品をARアプリで試したい場合は、アプリ(iOS/Android)を無料でダウンロード出来ます。
(参考)VRFocus
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