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Meta Quest 2020.02.09

【Oculus Quest】非公式に配信中 ハンドトラッキング対応VRゲーム

フェイスブックの一体型VRヘッドセット、Oculus Quest(オキュラス クエスト)のハンドトラッキングを使用できるゲームが、サイドローディング(※)アプリ「SideQuest」上でリリースされ始めています

(※サイドローディング:正規のアプリストア以外から、アプリを入手しインストールする行為)

Oculus Quest(以下Quest)のハンドトラッキングは、2019年12月にテスト機能として実装されました。本機能を使用することで、これまでハンドコントローラーで行っていた各種操作を、ユーザーの手の動きで操作できるようになります。

2020年2月現在、ハンドトラッキングに“公式に”対応しているのは、Questのホーム画面と一部のアプリのみです。しかし「SideQuest」では、同機能に対応するゲームアプリが、非公式ながら、これまでに複数リリースされています。

現時点でハンドトラッキングに対応している「SideQuest」のアプリは、以下の通りです。アプリはすべて無料でダウンロードできます。

TEA FOR GOD

「TEA FOR GOD」はSFテイストのVRFPS。アップデートによってハンドトラッキングに対応しました。米メディアVRScoutによれば、本作は“procedural generation”と非ユークリッド幾何学によって、非常に広大なゲーム内空間の実装を実現しているとのこと。

本作では、ハンドトラッキングを使用して銃火器を使用することができます。VRScoutは、手で“指鉄砲”を作り、人差し指を引くことで銃を撃つことができると説明しています。

INTERDIMENSIONAL MATTER

INTERDIMENSIONAL MATTER」は、パズルゲームに属するタイプの作品です。本作では、プレイヤーはテレキネシス(フォースグリップ)を使用して、黒色の物体を黄色い物体の内部に格納する作業を繰り返します。ステージが進行するごとに、“収納難易度”は徐々に上昇していきます。

VIRTUALPIANO

「VIRTUALPIANO」は、その名の通りVR内でピアノが弾けるアプリ。88枚の鍵盤すべてをハンドトラッキングで操作して、自由に演奏することが可能です。

MIGHT OF THE GODS: SUN SHARD

「MIGHT OF THE GODS: SUN SHARD」は、巨大な神となり、迫ってくる怪物をなぎ倒していくゲームです。映像からはハンドトラッキング使用例として、手でモンスターを握りつぶす様子や“指レーザー”を撃つシーン、指で敵を弾き飛ばす攻撃などが確認できます。

SCRIBBLE

SCRIBBLE」は、ハンドトラッキングを使用して操作するペイントツールです。親指と人差し指で“摘まむ”ことによって、制作のためのペイントブラシが起動し、広大なキャンバス上に自由に絵を描くことが可能になります。VRScoutによれば、ブラシの色は自由に変更可能で、制作物のサイズも変更できるとのこと。

(参考)VRScout

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