8月現在、VRヘッドセットOculus Quest 2の最新ソフトウェア・アップデート(v31)が順次配信中ですが、先日、前回(v30)の更新での導入が予定されていた「マルチタスク」機能が、一部ユーザー限定で使用可能になっていると確認されました。
「マルチタスク」は、ホーム画面に最大3つのウィンドウ(アプリ含む)の設置を可能にするシステム。「Oculus browser」の“複窓”を拡張したような機能と言えます。
米メディアUploadVRによれば、「マルチタスク」は(利用可能になっている場合)“テスト機能”から有効化できるとのこと。現時点では、使用できるのが一部ユーザーに限定されている理由は明らかになっていません。
また、UploadVRは「マルチタスク」の導入によって、AndroidアプリをQuest 2で使用する際の快適性が大幅に向上したと論じています。公式にはサポートされていないものの、同デバイスには、Androidアプリを「SideQuest」などを通してインストール可能。UploadVRは、「マルチタスク」を使用して、「Apple Music」を利用しながら「Oculus Browser」を使用できたと報告しています。
(参考)UploadVR