Home » VRらしいホームに 2018年夏『Oculus Home』マルチプレイなど大規模アプデ


Oculus Rift 2018.04.08

VRらしいホームに 2018年夏『Oculus Home』マルチプレイなど大規模アプデ

Oculus社は「Rift Core 2.0 ベータ」と呼ばれるアップデートの一部として「Oculus Home」に新機能追加を予定していることを、先日行われたゲーム開発者向けカンファレンスGDC2018にて発表しました。Oculusチームは、2018年4月4日に更新された公式ブログで、いくつかの新機能を紹介しています。

「Oculus Home」は、ユーザーがVRヘッドセットを付けたまま、ソフトウェアを購入・ダウンロードすることができるプラットフォームです。PCで言うところのデスクトップにあたるものです。ユーザーは「Oculus Home]をカスタマイズし部屋風のホームシーンを体験できます。

Oculus Homeを複数人で楽しむ

2018年夏に予定されている大幅なアップデートでは、「Oculus Home」内で友人のアバターと一緒に遊んだりパーティをしたり、VR空間内にあるオブジェクトに触れてインタラクティブな体験をすることができるようになります。

ほかにも、ユーザーが自身のライブラリ内コンテンツを検索し起動すれば、そのまま友人と一緒にマルチプレイ向けコンテンツを楽しむことができるとのこと。また開発者は「Coordinated App Launch (CAL)」機能を使用して、作成したマルチプレイ向けアプリやコンテンツを「Oculus Home」で公開することが可能になります。

2018年4月4日に「Rift SI version 1.25」の公開テストを開始し、マルチプレイヤー機能に対応するサーバーの負荷の確認などを行うとしています。

自作の3Dモデルを配置可能に

「Oculus Home」では好きなようにインテリアを配置し、自分だけのHomeをデザインすることができます。今後のアップデートで、既定のオブジェクトだけでなく、OculusのVR造形ツール「Medium」で作成した3Dモデルなど、自作の3Dアセットを使用可能にすることも予定しています。

ツイッター上では「#OculusHome」のハッシュタグを付けた独創的な「Oculus Home」が投稿されています。

(参考)Oculusブログ


VR/AR/VTuber専門メディア「Mogura」が今注目するキーワード